代謝を上げるために必要なエネルギーが血液
代謝という言葉。一度は聞いたことがあると思います。代謝とは、心臓の活動量、肺の活動量、体温調節の活動量など、内臓機能がしっかり活動するために、体内で必要なエネルギーに変換することを言います。
代謝が良いとは、内臓機能の活動量が向上していることだと思ってください。内臓機能の活動量が上がれば、消費カロリーが上がって太りにくい体になったり、細胞の新陳代謝も良くなり、美肌効果もアップするなどメリットはたくさんあります
活動量を上げるために必要なエネルギーが血液です。血液が全身に巡りやすい状態を作るために、酸素を体内に取り入れ、肺でガス交換をします。つまり、呼吸をすることで代謝を高めることができるのです。
加えて、脳の活動量を上げることも大切です。考える、会話をする、聞く、計算するなど、脳の機能を最大限に使うために代謝を上げます。 脳を使うには血液が必要です。脳内に血液を巡らせる必要があります。つまり、すべてに一致しているのは血液であり、血流なのです。血流を良くするためには、酸素をたくさん取り入れること。だから、呼吸を意識することは何よりも大事になるのです。
出典:『一流が実践する人生を変える呼吸法』著/宮﨑裕樹
【書誌情報】
『一流が実践する人生を変える呼吸法』
著者:宮﨑裕樹
人間が健やかに生きていくうえで大切な呼吸を整えることで、腹横筋、肩甲骨などの体幹部や臓器を活性化し、ストレッチやトレーニングの効果を飛躍的に高めるメソッドを紹介する一冊。一流のスポーツ選手や数多くの芸能人が、実際に取り組んでおり、健康を高めつつ、ストレスを軽減した生き方のヒントがここにあります。
公開日:2021.12.12