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音楽があなたの購買行動を操っている!BGMのテンポと売上の関係とは!?【ゼロからわかる知らないと損する行動経済学】

Text:ポーポー・ポロダクション

音楽には人を動かす力があるって本当?

社会心理学者のノースとハーグリーヴスは、スーパーマーケットのワイン陳列棚の上にスピーカーを設置し、音楽の種類が客の購買行動に与える影響について実験を行いました。ドイツの曲が流されたとき、ドイツ産ワインはフランス産ワインよりも2倍売れました。

一方、フランスの曲が流されたとき、フランス産ワインはドイツ産ワインよりも5倍売れました。曲の影響を受けて異なる産地のワイン販売量が大きく変化したのです。そして、購買者のほとんどが音楽の影響を受けた自覚がありませんでした。

BGMは逆効果になることも?BGMのテンポと売上の関係性

1991年に水産庁の魚食普及事業の一環として制作された「おさかな天国」という曲がスーパーや百貨店などで流されました。オリコンチャートで最高3位を記録するほどの人気になり、魚の売上も増加しました。そしてこの勢いに続けと商品BGMもつくり、取り扱い品目を増やした例もあります。

ところが長時間、長期間流していると、逆効果になることもあります。日本やアメリカの調査・実験でもBGMとして曲を使った場合、2~3時間が有効であり、疲労感や退屈感がなくなるという結果があります。ところがそれ以上になると耳に残るなど悪影響が出てくることもあったのです。スーパーでも長期間聞いていると悪影響が出る可能性も考えられます。

またアメリカのレストランでは、急いで食事をする来店客が多いランチタイムで、テンポの速い曲を流すと売上が増え、ディナータイムにはゆっくりとしたテンポの曲を流すことで音楽を流さないときより売上増になった例があります。

「ゼロからわかる 知らない損する 行動経済学」はこんな方にオススメ!

・行動経済学を学んでみたい!
・スーパーで流れている曲を聞くと、商品を買いたくなるのはなぜ?
・ビジネスに行動経済学を取り入れてみたい
・行動経済学を学ぶメリットを知りたい

そう感じている方にはぜひ本書『知らないと損する 行動経済学』を手に取っていただけたらと思います。

出典:『ゼロからわかる 知らないと損する 行動経済学』著/ポーポー・ポロダクション

【書誌情報】
『ゼロからわかる 知らないと損する 行動経済学』
ポーポー・ポロダクション 著

コロナ禍により、さらに注目を集めている行動経済学。消毒液をプッシュするとおもしろい音が出ることで、手指の消毒を促進したり、レジ前に足跡のマークをつけてソーシャルディスタンスを保ったり。行動経済学は難解な経済の話だと思われることもありますが、そんなことはありません。「1980円はなぜか安く感じる」「中古品の買取価格に毎回満足できない」「投票の話を聞くだけで投票率が上がる」など、「つい、○○してしまう」という人の不思議な行動を扱う、身近なテーマです。本書ではお金と心理の話を中心に、そんな行動経済学のおもしろさが伝わる内容となっています。初心者の方はもちろん、行動経済学への理解を深めたいと考える方にもおすすめしたい一冊です。

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