直接投資と投資信託の違いとは！？【ほったらかしで3000万円貯める！お金と投資の超入門】

投資、金融商品には、どんなものがあるの？

ここで、主な投資商品についておさらいしておきましょう。直接買うことも、投資信託を通して買うこともできます。直接買う投資と投資信託の違いを押さえておきましょう。

●直接投資と投資信託の違い
株や債券などは、それぞれ証券会社などを通じて直接的に買うことができます（直接投資）。一方、投資信託は、投資したいという人（投資家）からお金を集め、それをまとめて大きなお金として、運用の専門家（投信会社）が株や債券などに投資・運用します。投資信託は一度に買うこともできますし、積み立てで買うこともできます。また、投資信託の運用成果は投資家それぞれの投資額に応じて分配されるしくみになっています。直接投資を株で示すと『直接的な投資のしくみ（株式取引の場合）』図のようになり、投資信託を図で示すと『投資信託のしくみ』のようになります。

【出典】『ほったらかしで3000万円貯める！ お金と投資の超入門』
監修：坂本綾子/ファイナンシャルプランナー（日本FP 協会認定CFP Ⓡ） 日本文芸社刊

監修者プロフィール
明治大学在学中より、雑誌の編集に携わり、卒業後にフリーランスの雑誌記者として独立。1988 年より女性誌、マネー誌にて、お金の記事を執筆。1999年にファイナンシャルプランナー資格取得。2010年にファイナンシャルプランナー坂本綾子事務所を設立し、執筆に加えて、家計相談やセミナー講師も行なう。2012 年よりフォスター・フォーラム（良質な金融商品を育てる会）の活動に参加、消費者教育を担当。近著に『年収200 万円の私でも心おだやかに毎日暮らせるお金の貯め方を教えてください！』（SB クリエイティブ）、『まだ間に合う！ 50 歳からのお金の基本』（エムディエヌコーポレーション）、『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本』（朝日新聞出版）などがある。