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ポートフォリオは資産全体でひと工夫して管理すべき理由とは!?【ほったらかしで3000万円貯める!お金と投資の超入門】

ポートフォリオはあなたの投資の羅針盤

ポートフォリオとは、どの資産にどういう割合でどう投資するか配分することです。私たちの年金を運用するGPIFは、『GPIFの基本ポートフォリオ』図のように日本の債券と株式、外国(先進国)の債券と株式に4分の1ずつの配分を基本ポートフォリオとしています。日本債券とは、日本国内の国や地方自治体などが日本国内で円建てで発行する債券で、国債、地方債、社債などがあります。


●ポートフォリオは資産全体でひと工夫して管理する
iDeCoとつみたてNISAを並行するなど、複数の口座で投資する場合は、全体としてポートフォリオを配分します。ただ、「iDeCoは老後資金に、つみたてNISAでつくる資金は教育費に」こんな感じに、使う時期がはっきり異なる場合は、iDeCoとつみたてNISAそれぞれの口座で目的に応じた配分をするのがおすすめです。

注意したいのが、つみたてNISAでは取扱い商品が株式に投資する商品と、1本で複数の資産に投資できるバランス型の投信に限られること。債券のみに配分して投資する商品がないことです。このため、ポートフォリオ全体としてバランスを重視する人は、つみたてNISAで株式の配分を増やし、iDeCoでは債券への配分を増やすといった工夫が必要になります。それが面倒であれば、最初から分散投資ができているバランス型投信を選ぶのがシンプルです。手間をかけたくない人はバランス型投信を選ぶのがよいでしょう。

また、収入が増えてくると、iDeCoやつみたてNISAの枠を超えて、課税口座でも積み立て投資をしようと考えることがあるかもしれません。 課税口座では税金がかかるので、iDeCoやつみたてNISAの非課税口座には、より利益が大きくなる期待が高い資産を置いたほうが有利になります。一般的には、債券よりも株式のほうが利益が大きくなるので、非課税口座では株式の配分を多めにして、課税口座では債券の配分を多めにする、と分ける方法もあります。当面はiDeCoとつみたてNISAで手一杯かもしれませんが、将来、投資額が大きくなったときには、積み立ての配分を見直すことを覚えておきましょう。


【出典】『ほったらかしで3000万円貯める! お金と投資の超入門』
監修:坂本綾子/ファイナンシャルプランナー(日本FP 協会認定CFP Ⓡ) 日本文芸社刊

監修者プロフィール
明治大学在学中より、雑誌の編集に携わり、卒業後にフリーランスの雑誌記者として独立。1988 年より女性誌、マネー誌にて、お金の記事を執筆。1999年にファイナンシャルプランナー資格取得。2010年にファイナンシャルプランナー坂本綾子事務所を設立し、執筆に加えて、家計相談やセミナー講師も行なう。2012 年よりフォスター・フォーラム(良質な金融商品を育てる会)の活動に参加、消費者教育を担当。近著に『年収200 万円の私でも心おだやかに毎日暮らせるお金の貯め方を教えてください!』(SB クリエイティブ)、『まだ間に合う! 50 歳からのお金の基本』(エムディエヌコーポレーション)、『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本』(朝日新聞出版)などがある。

書籍情報:『ほったらかしで3000万円貯める!お金と投資の超入門』
監修:坂本綾子/ファイナンシャルプランナー(日本FP 協会認定CFP Ⓡ)

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