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色によって時間が長く感じる色と短く感じる色がある理由とは?【決定版 色彩心理図鑑】

◉暖色の部屋では時間を長く感じる

時間の感覚も色によって変わります。赤い部屋では時間を長く感じる傾向があり、短い時間で長い時間を過ごしたという錯覚をもちます。暖色の内装があるようなレストランでは、実際にかかった時間より長く過ごせた感覚になりやすく、結果的に店の回転率が上がり、店側も利用者も満足することができるのです。

逆に寒色系の部屋では時間経過を短く感じます。単調な仕事をする場合は寒色系の部屋が向いています。中身の濃い会議を短時間でしたいと思う企業では、寒色系の会議室が使われています。

この話を応用して、人と待ち合わせをするなら、暖色系のお店は避けたほうがよいでしょう。待ち時間が長く感じられてしまいイライラしかねません。人を待つのはリラックスできるような環境や寒色系の場所にして、合流してから暖色系の店に行くと色を効果的に使えます。

◉パソコンの画面の色にも注意

また長時間パソコンに向き合わなくてはいけないこともあると思います。そんなときはパソコンの画面の色にも気を配りたいところです。

パソコン画面の色と経過時間を調べた研究では、赤い画面を見ていると座っている時間が長く感じるという結果になりました。これは性差があり特に男性に当てはまる効果だといいます。

出典:決定版 色彩心理図鑑

【書誌情報】
『決定版 色彩心理図鑑 』
ポーポー・ポロダクション 著

色彩心理ジャンルでロングセラー連発!
「ポーポー・ポロダクション」による、色彩心理のすべてがつかめる決定版!
  色の不思議な心理効果から色が見える仕組み、色の由来、雑学までを、
図・イラスト・写真でわかりやすく解説します。

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