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白のほうが大きく見えるから碁石は黒を大きくつくっているって本当?【決定版 色彩心理図鑑】

◉膨張色と収縮色

色によっては大きさの感じ方も異なります。暖色で明るい色(パステルカラーなど)、もしくは白は膨張色と呼ばれ、実際よりも大きく見える色です。

寒色で暗い色、もしくは黒は収縮色と呼ばれています。大きさの見え方には明度が深く関係しています。

◉膨張収縮効果

服飾の世界ではピンクやサーモンピンクは実際より大きく見える色として知られています。膨張色は柔らかく見える色でもあり、ふわふわしたイメージもあります。黒や紺は小さく見える色として、見た目の大きさが気になる人には好まれる色になっています。

たとえば黒いストッキングは脚が細く見える効果があり人気です。ただし、黒が痩せて見えると思って全身黒一色にすると、重々しくなり効果がでないこともあります。

「青」「白」「赤」のトリコロールカラーとして有名なフランス国旗。「青」は自由、「白」は平等、「赤」は博愛を表しています。ここで使われている白は膨張色の影響で、長い間、赤よりも小さい幅で使われていました。
そのまま見ると膨張色の影響で、白の部分が大きく見えてしまうからです。風でなびく部分のことを考えて、赤を大きくしたものもあったようです。

出典:決定版 色彩心理図鑑

【書誌情報】
『決定版 色彩心理図鑑 』
ポーポー・ポロダクション 著

色彩心理ジャンルでロングセラー連発!
「ポーポー・ポロダクション」による、色彩心理のすべてがつかめる決定版!
  色の不思議な心理効果から色が見える仕組み、色の由来、雑学までを、
図・イラスト・写真でわかりやすく解説します。

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