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年中行事となっている母の日・父の日・敬老の日、その起源としきたりとは?

これもしきたり? 母の日・父の日・敬老の日

●母の日の起源としきたり
1908 年のアメリカで、アンナ・ジャービスという女性が亡くなった母の命日に白いカーネーションを捧げたことが始まりといわれ、1914 年に祝日となりました。日本では1931年に当時の皇后の誕生日の3月6日が母の日とされ、1937 年に森永製菓の「森永母の日大会」開催で全国に広まりました。1949 年頃からアメリカと同じ5月の第2日曜日に行なわれるようになり、健在の母には赤のカーネーションを、亡くなった母には白いカーネーションを贈ります。

●父の日の起源としきたり
父の日も母の日と同じくアメリカが発祥で、ソノラ・スマート・ドットという女性が1909年に牧師教会へ「父に感謝する日も作ってほしい」と嘆願したのがきっかけ。その後、1916 年の大統領演説で父の日が浸透し、1973 年に正式に6月の第3日曜日を父の日に制定。日本には1950 年代頃に伝わり、1980 年代に入ってから一般的に。健在の父には赤いバラを、亡くなった父には白いバラを贈ります。また最近では、日本ファーザーズ・デイ委員会が提唱する黄色いバラも定着しています。

●敬老の日の起源としきたり
敬老の日は、もともとは聖徳太子が身寄りのないお年寄りや病人のための施設「悲田院」を9月15日に設立したのが起源といわれています。「悲田」とは「慈悲の田」、つまり「やさしさが発育するところ」という意味の仏教語です。1966 年に国民の祝日に関する法律で祝日に制定されました。2002 年までは、9月15日が敬老の日でしたが、2003 年にハッピーマンデー制度が実施され、9月の第3月曜日となりました。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 日本のしきたり』監修:千葉公慈

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 日本のしきたり』
千葉公慈 監修

「運気を上げる」をキーワードに、「春」「夏」「秋」「冬」の1年を通して行われる暮らしの中のしきたりと、成長や長寿なと?を祝う「通過儀礼」のしきたり、結婚や葬式なと?にまつわる「冠婚葬祭」のしきたりを解説していきます。また、しきたりの「そもそも」と、古来より受け継がれてきたしきたりの変化、地域色、慶事と弔事のしきたりなど、「しきたり七不思議」的な視点で読者の興味を喚起します。日本人ならぜひとも知っておきたい日本のしきたりを図解でわかりやすくまとめて紹介!