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【黄昏効果・吊り橋効果】好きな人ともっと特別な関係になれる魔法とは?【白魔法の心理学】

Text:渋谷 昌三

好きな人ともっと特別な関係になれる魔法

黄昏時のデートでドキドキ体験を共有すると成功率アップ

本書では、さまざまな人を癒すテクニックをご紹介していますが、友達以上恋人未満の異性ともっと親しい関係になりたいと思ったら、とっておきの方法があります。

たとえば、デートスポットとして、天気のいい日の公園、花火大会、街中でショッピングの3つのなかからあなたはどれを選びますか?

もし相手とより近づきたいのであれば、花火大会が正解。花火大会が開催される夕方から夜にかけては黄昏効果といって、1日の疲れが出て相手の言葉を受け入れやすい時間帯なのです。昼間の明るい時間帯に好意を伝えるよりも、黄昏時だと受け入れられやすくなります。徐々に暗くなる頃合いに打ち上がる花火を一緒に眺めていれば、ロマンチックな気分も手伝い、二人の距離はグッと縮まることでしょう。

もう一つの魔法は、ドキドキ体験を共有することです。ここではお化け屋敷やジェットコースターなどが候補として挙げられます。お化けや高所で感じる恐怖感や不安感、そのドキドキをそばにいる相手に対する恋のときめきと勘違いしてしまう錯覚を使うわけです。これは実際に吊り橋を渡る実験から効果を証明したことから、「吊り橋効果」と呼ばれています。

ある意味、観覧車に乗って花火大会を見るというのが、最強の組み合わせとなるかもしれません。

黄昏時にドキドキ体験で相手ともっといい関係に

【吊り橋効果】ドキドキするのはそばにいる相手にときめいていると錯覚する+【黄昏効果】疲れが出て相手の言葉を受け入れやすい時間帯

  • 大観覧車+花火大会
  • 野球観戦+ナイトゲーム
  • ホラー映画+夜の映画館
  • 夜のスケートリンク
  • 夕方の遊園地

【出典】『白魔法の心理学』監修:渋谷 昌三

【書誌情報】
『白魔法の心理学』
著:渋谷 昌三


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人間心理を40年以上研究してきた著者が導き出した心理学の真髄!相手の心を傷つけずに動かしたり、自分の身を守る“白魔法の心理学”を身につければ、誰でもストレス0で生きられる!
仕事、家族、友人、知人など、あらゆる人間関係でトラブルやストレスは付きものです。
いつもなんとなく笑顔で流しているけど、思い返してみると「あれ?あの発言って……」とイライラしたり、悲しくなったり、ということもあるかもしれません。
でも、優しい人ほど「何か言って相手を傷つけたくないし、自分は大丈夫」など、自分を納得させる理由を作ってしまいがち。
さらに、誰かに頼られたら助けてあげたいし、その人のためになるなら自分が多少つらくてもやってあげよう、と考える人もいます。でも、お礼も言ってもらえなかったり……。
そういったことを繰り返していると、知らないうちにだんだんと心が疲れている状態になっていることも。
そんな誰かを傷つけたくないけど、ストレス0で自分の心も楽に生きたい、という人に向けて、心理学を40年以上研究してきた著者がたどり着いた、周囲の人も自分の心も癒す”白魔法の心理学”を紹介します。

『NOメリットで相手に親切にしたら”好意の返報性”で100%親切が返ってくる』『悪口を言ってくる人には”自己開示の法則”で距離を縮めると悪口を言われなくなる』など、誰とでもコミュニケーションがうまくいくちょっとした心理テクニックが満載です。
人間関係に悩んでいたり、より良くしたい人にはぜひ読んで頂きたい一冊です。

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