LOVE SPORTS

  • HOME
  • 書籍
  • 水に浮く「便」は油の摂り過ぎが原因でヤバい?たかが脂肪便と侮ってはいけない理由とは!?【図解 脂質の話】

水に浮く「便」は油の摂り過ぎが原因でヤバい?たかが脂肪便と侮ってはいけない理由とは!?【図解 脂質の話】

Text:守口徹

油の摂り過ぎ以外にも原因

ちょっと汚い話ですが、トイレでの排便後に便が水に浮いている、やけに粘り気があり水面に油の膜ができている、といった「いつもと違う便」に気づいたことはないでしょうか?

こうした便は一般に「脂肪便」といわれ、便に多くの脂肪が含まれている状態です。上記の他にも便の色が薄い、白っぽい、ニオイが強いなどの特徴を有していることもあります。

では、なぜこんな便が出るのか? 食事で摂り過ぎた脂質が身体の外に排出されただけと軽く考えている方も多いようですが、じつはそう単純ではないのです。

食事などで摂取した脂質は、体内で中性脂肪とリン脂質に分解され、体を動かすためのエネルギーとして消費されます。このとき脂質を分解する段階で「乳化」と呼ばれる工程が不十分だと、分子が大きすぎて消化管内で吸収できないため、そのまま便に混ざって排泄されてしまうというわけです。

まれに心身の不調などで消化、吸収の機能がうまく働かず、脂肪便が出ることもありますが、それが何日も続く、頻繁に出るという場合は何らかの病気のサインかもしれません。

放っておくと低栄養状態に陥ったり、膵炎から重篤な疾患に発展することもあるので、「たかが脂肪便」と侮らず、早めに内科や消化器科を受診することをオススメします。

食事で摂取した脂質のゆくえ『眠れなくなるほど面白い 図解 脂質の話』

シリーズ累計250万部を突破した「図解シリーズ」の読みやすさ

図解シリーズは、文章と分かりやすい図で解説という形で構成されているので、本が苦手な人にも理解しやすい内容です。

肉料理を食べるならなにがいい?

図解シリーズには、健康・実用だけではなく大人の学びなおしにピッタリな教養のテーマも満載。さくっと読めてしまうのに、しっかりとした専門家の知識を身につけることができるのが最大の魅力です!

気になる中身を少しだけご紹介!油料理を食べると「胃もたれ」するのはなぜ?

胃もたれの原因は油だけじゃない!?

10代、20代の頃はいくら脂っこいものを食べても全然平気だったのに、30代を過ぎたあたりから食後のひどい胃もたれや胸焼けで悩まされるように・・・・・・。これではせっかくの楽しい食事も思い出も台無しですよね。なかには油の摂取量に気を付けているにも関わらず、頻繁に胃もたれを起こしてしまう人もいるようです。この原因は何なのでしょうか?胃もたれや胸焼けの原因はズバリ「消化不良」です。本来、食事で食べすぎたものは胃で溶かされ、小腸に送られて消化、吸収されますが、これがうまく機能せず、食べ物が胃に留まり続けると胃もたれが起きるのです。

では、これを避けるにはどうするか。まずは食べ過ぎ、飲み過ぎに注意することです。どんな食事でも満腹になるまで食べたら、胃腸の処理が追いつかなくなるのは当たり前。とくにビュッフェ形式の食事や酒の席ではついつい胃袋の限界まで食べてしまいがちなので、いつもよりゆっくり食べることを意識して、「だいぶお腹が膨れてきたな」と感じたら、そこで箸を置くようにしましょう。この他、加齢や妊娠、ストレスなども消化機能低下の原因といわれています。食事の際に一緒のタンパク質を摂る、なるべく脂質量を減らすなど、胃腸が働きやすい環境を作ることでも胃もたれの予防、軽減が可能です。

胃もたれのメカニズム

★油と脂は何が違うの?
★油をまったく摂らない食生活を続けるとどうなるのか
★揚げ油の使い回しはからだに毒だった!?
★肉の脂身にはメリットがない?

などなど気になるタイトルが目白押し!

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 脂質の話』
監修:守口徹

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 脂質の話』
守口 徹

従来は高カロリーの代表として敬遠されてきた油ですが、最近では糖質制限の普及もあり、良質な油の種類や使い方に注目が集まっています。本書ではそんな脂質の働きから、ダイエットへの活用法まで、すぐに使える実用的な情報を幅広く紹介。「油って摂りすぎるとホントに太る?」「1日に必要な量と摂るべき油の種類って?」「摂らない方が良い油とは?」など、自分や家族の健康のために使える一生モノの知識が満載です!

  • この記事を共有する!
芝山ゴルフ倶楽部 視察プレーのご案内