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がんなどの三大生活習慣病の日本人の死因に「油」が大きく影響しているってほんと?【図解 脂質の話】

Text:守口徹

大切なのは脂肪酸のバランス

私たちが普段なにげなく口にしている料理やお菓子にもさまざまな油が使われています。そのなかでもとくに多いのがサラダ油やマーガリンなどに代表される植物油脂。

近年、この植物油脂に多く含まれるオメガ6系脂肪酸の過剰摂取による「脂肪酸のバランス崩壊」が健康を損なう大きな要因として注目を集めているのです。

日本人の主な死亡要因として「三大生活習慣病」と呼ばれる心疾患、がん、脳血管疾患だけで全体の約50%を占めていますが、これら「三大生活習慣病」の発症に脂肪酸のバランス崩壊も深く関連している、といわれています。

日本人にとって理想的な脂肪酸の摂取バランスは、オメガ3系脂肪酸「1」に対し、オメガ6系脂肪酸は「2~4」程度といわれています。しかし実際にはオメガ6系脂肪酸が圧倒的に多く、その比率は「1対20」以上との報告もあるそうです。

食の欧米化や日本人の魚離れによってオメガ3系脂肪酸の摂取量が不十分ということもありますが、それ以上にオメガ6系脂肪酸を含む油脂を使った食品が世の中に氾濫している、と考えるべきでしょう。

日本人の死因に油が大きく影響している

日本人の死因に油が大きく影響している『眠れなくなるほど面白い 図解 脂質の話』

以下の表は、平成30年の日本人の主な死因をその件数が多い順にまとめたものである。中でもとくに件数の多い脳や心臓の疾患、悪性新生物(がん)などは日々摂取する油のバランス崩壊がその一因ともいわれている。

シリーズ累計250万部を突破した「図解シリーズ」の読みやすさ

図解シリーズは、文章と分かりやすい図で解説という形で構成されているので、本が苦手な人にも理解しやすい内容です。

肉料理を食べるならなにがいい?『眠れなくなるほど面白い 図解 脂質の話』

図解シリーズには、健康・実用だけではなく大人の学びなおしにピッタリな教養のテーマも満載。さくっと読めてしまうのに、しっかりとした専門家の知識を身につけることができるのが最大の魅力です!

気になる中身を少しだけご紹介!油料理を食べると「胃もたれ」するのはなぜ?

胃もたれの原因は油だけじゃない!?

10代、20代の頃はいくら脂っこいものを食べても全然平気だったのに、30代を過ぎたあたりから食後のひどい胃もたれや胸焼けで悩まされるように・・・・・・。これではせっかくの楽しい食事も思い出も台無しですよね。なかには油の摂取量に気を付けているにも関わらず、頻繁に胃もたれを起こしてしまう人もいるようです。この原因は何なのでしょうか?胃もたれや胸焼けの原因はズバリ「消化不良」です。本来、食事で食べすぎたものは胃で溶かされ、小腸に送られて消化、吸収されますが、これがうまく機能せず、食べ物が胃に留まり続けると胃もたれが起きるのです。

では、これを避けるにはどうするか。まずは食べ過ぎ、飲み過ぎに注意することです。どんな食事でも満腹になるまで食べたら、胃腸の処理が追いつかなくなるのは当たり前。とくにビュッフェ形式の食事や酒の席ではついつい胃袋の限界まで食べてしまいがちなので、いつもよりゆっくり食べることを意識して、「だいぶお腹が膨れてきたな」と感じたら、そこで箸を置くようにしましょう。この他、加齢や妊娠、ストレスなども消化機能低下の原因といわれています。食事の際に一緒のタンパク質を摂る、なるべく脂質量を減らすなど、胃腸が働きやすい環境を作ることでも胃もたれの予防、軽減が可能です。

胃もたれのメカニズム『眠れなくなるほど面白い 図解 脂質の話』

★油と脂は何が違うの?
★油をまったく摂らない食生活を続けるとどうなるのか
★揚げ油の使い回しはからだに毒だった!?
★肉の脂身にはメリットがない?

などなど気になるタイトルが目白押し!

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 脂質の話』
監修:守口徹

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 脂質の話』
守口 徹

従来は高カロリーの代表として敬遠されてきた油ですが、最近では糖質制限の普及もあり、良質な油の種類や使い方に注目が集まっています。本書ではそんな脂質の働きから、ダイエットへの活用法まで、すぐに使える実用的な情報を幅広く紹介。「油って摂りすぎるとホントに太る?」「1日に必要な量と摂るべき油の種類って?」「摂らない方が良い油とは?」など、自分や家族の健康のために使える一生モノの知識が満載です!

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