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うつ状態から抜け出せる!負のサイクルである 「ネガティブトライアングル」から脱却する方法とは!?【ストレスの話】

Text:ゆうきゆう

ネガティブトライアングルから抜け出せないとうつの状態が続く

うつ状態にある人は偏ったものの見方や考え方をしてしまうことがあります。これを「認知のゆがみ」といいます。認知のゆがみによって「ネガティブトライアングル」という一定の思考の流れが繰り返されることがあります。

自己への否定的な考え「試験に落ちた。自分はダメな人間だ」→世界・環境への否定的な考え「こうなったのも全部世の中のせいだ」→将来への否定的な考え「どうせ将来もいいことなんてない」→自己への否定的な考え「やっぱり自分はダメな人間だ」→……というふうに否定的な考えが繰り返され、うつ状態がさらに悪化してしまいます。

ネガティブトライアングルにはまってしまったときは、次のように別の見方や考え方を探してみましょう。「 自分はダメな人間だ」→「失敗するのは自分だけじゃない」「この先いいことなんてあるはずがない」→「先のことはわからない。いいことがあるかもしれない」 

うつ状態から抜け出すには、このように否定的な見方や考え方を変え、認知のゆがみを正すことが大切なのです。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 ストレスの話』

【書誌情報】
『図解 ストレスの話』
監修:ゆうきゆう

「ストレス社会」といわれている現在、科学や技術の発達で快適になっていく日々の生活とはうらはらに、ストレスからくる心身の不調に多くの人が悩まされています。ストレスの原因は仕事や学校、家庭、SNSなど人によってさまざま。特に最近では、新型コロナウイルスの影響でこれまでの生活様式が大きく変化し、何かと行動も制限されました。それにより、たまったストレスをうまく発散できずに常にイライラしたり、不安感がいつまでたってもぬぐえずあまり眠れなくなったり…また、ストレスは自律神経を乱す原因になるため、放置すると免疫力も下がり、体の不調を招くことになります。本書では、そんな諸悪の根源であるストレスの解消法を医師が解説。そもそも自律神経が乱れるまでストレスをため込まない男女別の考え方と、たまってしまったらすぐに自宅で解消できる方法を、メンタルマネジメントや栄養、運動など実用的な内容で紹介しています。

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