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企業勤務型でも高い水準の年収がもらえる「税理士」の仕事内容と給料とは?【職業と給料の話】

Text:高田晃一

税金関連の仕事のスペシャリスト

税金のスペシャリストである税理士は仕事として、依頼人のために納税や節税のアドバイスをしたり、税務書類を作成したり、依頼人に代わって税の申告を行ったりします。税金の計算方法は複雑なだけでなく、関連する法律がたびたび改正されるので、税理士は一般の人や企業にとって強い味方になるのです。

税理士は国家資格で、それを得るためには、まず税理士試験に合格しないといけません。試験の合格率は12~17%と難易度が高いことで知られています。試験に合格した上で2年以上の実務経験を積むと、税理士として登録できます。

これが最も一般的な方法ですが、それ以外の税理士になる方法としては、「税務署で23年以上働く」「弁護士か公認会計士の資格を取得する」というものがあります。

税理士の代表的な勤務先は以下の3つです。1つ目は税理士事務所や会計事務所。事務所の規模は様々で、個人経営の小さなところから大手法人まであります。2つ目は法人向けのコンサルティング企業。3つ目は一般企業の経理部や財務部です。こうした勤務先で経験を積んでから自分で独立開業する税理士もたくさんいます。

これらの勤務先によって税理士の収入は変わってきますが、厚生労働省のデータでは平均年収は892万円で、他の仕事とくらべて高めです。また、税理士には独立開業すると高収入が目指せるという特徴があります。なぜかと言うと、税理士は顧客からの報酬の額を自分で決められるからです。独立して顧客をつかみ、そこで独自の報酬システムを作ることができれば、高い収入を得られるでしょう。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 職業と給料の話』

【書誌情報】
『図解 職業と給料の話』
著者:高田晃一

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