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ニュース番組だけじゃない!気象予報士は様々な就職先があるって知ってますか?【職業と給料の話】

Text:高田晃一

様々なルートがある気象予報士の就職先

象予報士は、気象庁のレーダー、観測データをもとに一日の天気や降水確率を予測していく仕事です。気象予報士には、どのような就職先があるのでしょうか。

まずは、気象予報士の資格保有というスキルを活かしてマスメディアに就職する方法があります。中にはニュース番組で、実際に天気を伝えるという仕事を担う人もいますが、主な仕事は、裏方としてお天気キャスターが読む気象情報の台本を作成することなのです。

次に気象会社に就職するというもの。天気の分析データをもとに精密に気象予報を行うこの仕事では、他社と合同で新たな商品の開発を行うこともあります。知識やスキルを存分に活かせる場所と言えるでしょう。また、一般企業に就職をする気象予報士もいます。農産物に関わりが深い会社では、天候が商品の売り上げに影響することも。そのため、気象予報士は重宝されるのです。

気象庁、地方自治体への就職も可能です。この場合は、公務員として働くことになります。ただ、予報官として日々の天気観測を行う仕事なので、気象予報士の資格を保有しておくと就職は有利でしょう。航空会社も主な就職先です。飛行機の操縦・移動の際、天候の動きは極めて重要。航空業界全体を見ても気象予報士の資格を取得して働く方が多いようです。そんな気象予報士の平均給与は33 万円程度。給料は一般的と言えます。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 職業と給料の話』

【書誌情報】
『図解 職業と給料の話』
著者:高田晃一

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