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好きなことを活かせる仕事だけど薄給?美容師はどれほどお金をもらえる仕事なのか?【職業と給料の話】

Text:高田晃一

売れっ子スタイリストになれば独立して収入もさらにアップ

髪の専門家である美容師の仕事は、カット、パーマ、カラーリングなどで客の希望の髪型にすること。美容師は国家資格ですので、美容師として働くには美容師免許を取得しないといけません。免許のための国家試験は、厚生労働大臣が指定する養成学校を卒業することで受験資格が得られます。学校には通信課程もあるので、美容室で働きながら美容師の免許取得を目指す人もいます。

「管理美容師」という資格も存在します。管理美容師は美容室の衛生管理の責任者です。美容師として3年以上働いた上で講習会を受けると取得できます。美容業界の求人では管理美容師の資格を持っていると有利になります。将来的に独立したい人にとっても重要な資格と言えるでしょう。

美容師免許を持つ人の主な就職先は、美容室です。美容室の規模は個人経営の小さなものからチェーン展開の大きなものまで規模は様々です。美容室以外では、結婚式場やまゆ毛とまつ毛のサロンなどもあります。映像や写真の撮影現場やファッションショーなどで働くヘアメイクアーティストになる人もいます。

似た職業として理容師がありますが、資格としては別のものになります。大きな違いは、理容師は顔そりやヒゲそりができることです。女性が店で顔を剃りたい場合は、理容師のいる店に行くことになります。

美容師の平均年収は313万円で平均月収は26万円です。アシスタント期間の月収は10万円台前半になることも珍しくありません。全体的に日本の平均値よりも低めですが、人気店で出世したり独立すれば高収入も夢ではなく、一部の人は1000万円を超えることもあります。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 職業と給料の話』

【書誌情報】
『図解 職業と給料の話』
著者:高田晃一

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