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大谷翔平の活躍で話題沸騰!「プロ野球選手」はいったいいくらお金をもらえるの?【職業と給料の話】

Text:高田晃一

活躍できなければ一般社会人と同じ年収に

プロ野球の選手になる方法として、よく知られているのはスカウトです。各球団のスカウトは、高校野球、大学野球、社会人野球、独立リーグなどの有望な選手をチェックしています。そこでスカウトの目に留まればドラフト会議で指名され、契約が成立すれば、入団してプロ野球選手になれます。

また、各球団が実施しているプロテストを受けるというルートもあります。身体能力や実技を見るテストですが、合格=球団入りではありません。受かった上で球団からドラフト会議で指名されることで、プロ野球選手になれるのです。

この他、育成選手の枠として入団する選手もいます。育成選手には「契約金がない」「一軍の試合には出られない」など、通常のドラフト会議で入団する選手と比べて違いがありますが、ここから一軍で活躍するまで成長した選手もいます。

プロ野球選手の仕事は、試合をすることです。試合に勝って所属する球団が優勝することを目指します。勝利に貢献するため、練習や自主トレーニングをして、試合に出れる「ベンチ入り」の選手、続いてレギュラー選手を目指します。

選手の給与は年俸制です。日本のプロ野球の平均年棒は4174万円で、1軍の選手になると7000万円を超えます。2021年の球団ごとの平均年棒は、最も高いのは福岡ソフトバンクホークスで6932万円、最も低いのがオリックス・バファローズで2640万円でした。一方で、一軍・二軍選手でも最低年俸保証は440万円、育成選手は240万円と年俸が低い選手も多くいます。試合で活躍した選手は年俸額が上がり、活躍できなければ下がるという実力世界のため、平均年棒には大きな差があるのです。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 職業と給料の話』

【書誌情報】
『図解 職業と給料の話』
著者:高田晃一

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