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救急車を呼んだ方が良いとされる危険な頭痛の特徴とは?【応急手当ハンドブック】

頭痛

頭痛には多くの原因があり、脳が関係していることもあるので軽視できない。激しい痛みを訴えるようであれば救急車を呼ぶ。大きくは症候性頭痛と慢性頭痛にわけられる。症候性頭痛とは何らかの疾患が原因で引き起こされるもので、突発的に生じる。慢性頭痛は文字どおり慢性的に痛みがあるものである。痛みの度合いなどは原因などにより多岐に渡る。

【状況を確認する】
頭痛はさまざまなタイプがあるが、とくに注意が必要なのが、脳梗塞や脳出血という脳の障害である。脳の障害はめまいなどの前触れがあることもあるが、突然、頭に痛みを感じることが多い。
【危険な頭痛】
・痛みが今までにないほど強い
・突然の激しく痛んだ
・痛みが断続的に生じて徐々に強くなるなど
【危険な頭痛にともなう症状】
・めまい
・吐き気がある
・ケイレン
・体の一部の麻痺
・言葉が出ない

【激しい頭痛の応急手当】
①安全な場所に運ぶ
動くのが困難な場合は、体を水平に保ったまま、できるだけ多くの人数で静かに運ぶ。
②救急車を呼ぶ
脳の障害による頭痛なら一刻を争う。痛みを強く訴えるようであれば、救急車を呼ぶ。
③反応を確認してラクな姿勢をとらせる
呼びかけるなどして反応(意識)を確認する。意識がなければ、救急車が到着するまで回復体位をとらせる。

出典:『図解 応急手当ハンドブック―アウトドア レスキュー 家庭』

【書誌情報】
『図解 応急手当ハンドブック―アウトドア レスキュー 家庭』

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