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もしかしたら急性アルコール中毒かも?救急車を呼ぶべきタイミングとは?【応急手当ハンドブック】

急性アルコール中毒

いつもよりも速いペース、多い量で飲酒した場合は急性アルコール中毒に要注意。声をかけてもまったく反応がなれば、救急車を呼ぶ。短時間に多くの量のアルコールを摂取することで、血中のアルコール濃度があがり、頭痛や吐き気、呂律が回らなくなるなどの症状があらわれるのが急性アルコール中毒である。とくに問題となるのは、意識障害やケイレンである。

【応急手当】
①意識を確かめる
呼びかけるなどして「意識があるかどうか」を確認する。
急性アルコール中毒が疑われる特徴的な兆候として、「呼びかけても反応がない」以外に、「ふらついて自分で立てない」、「激しい吐き気がとまらない」などがある。
②意識があれば落ち着かせる
意識がある場合は、落ち着かせること。もちろん、それ以上アルコールを飲む(飲ませる)のはNG。意識があっても、徐々に症状が悪くなることもある。急性アルコール中毒の疑いがある場合は、周りの人は付き添うように。
③意識がなければ救急車を呼ぶ
意識がない場合は、すみやかに救急車を呼ぶ。
④呼吸していなければ胸骨圧迫を行う
救急車の到着を待つ間は、傷病者の状態に応じて応急手当を行う。呼吸をしていなければ、胸骨圧迫を行う。
⑤横向きに寝かせる
嘔吐物が気道をふさがないように、横向き寝かせる。上側のヒザを90度に曲げるのが基本。寒い環境では、低体温症を防ぐために上着や毛布をかける

出典:『図解 応急手当ハンドブック―アウトドア レスキュー 家庭』

【書誌情報】
『図解 応急手当ハンドブック―アウトドア レスキュー 家庭』

シーン別、ケガや病気・症状別に応急処置の方法がすぐに見つかる!一家に一冊、救急時に必ず役立つ!

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