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女性らしさなど「性格」を変えたり、人の心を優しく穏やかにする心理効果で人生まで変える色とは?【色と性格の心理学】

Text:ポーポー・ポロダクション

「性格」を変え、人生まで変える色【色と性格の心理学】

淡い紫は女性らしい性格に変える色

ライラック、ラベンダーなどの淡い紫の色を着ると、女性は普段よりも女性らしく振る舞おうとする傾向があります。紫系の色は女性ホルモンの分泌を促す色です。女性らしい性格に変化させる色でもあります。

もっと根本的な気持ちを変化させることもあります。ロンドンのテムズ川にかかるブラックフライヤーズ橋は自殺の名所として有名でした。しかし黒く塗られていた塗装を明るい緑色にしたところ、自殺者が三分の一に減ったのです。実際に橋の上からは緑の色は認知できませんが、明るく変わった外装が自殺者の心に影響を与えたことは強く想像できます。現在は赤と白という、さらに明るく鮮やかな色になっています。

ピンク効果でケンカが減った?

アメリカのカリフォルニア州にあるサンタクララ刑務所では、受刑者たちの喧嘩や暴動などトラブルが絶えませんでした。そこで凶悪犯収容部屋の無機質な壁の色を優しいピンクに変えたところ、受刑者同士の喧嘩や暴動の発生率が低下したのです。

ピンクには、人の心を優しく穏やかにする心理効果があるのです。自分の愛情に気がつき、人のことを大事にしたくなり、世話をやきたくなる色でもあります。

ピンクは庇護欲(誰かを守ってあげたいと思う欲求)を刺激する色でもあります。好きな人やかわいがってもらいたい人の前では、戦略的にピンクの服を着るとよいかもしれません。

ピンクの色は人の性格を穏やかに変える

「性格」を変え、人生まで変える色【色と性格の心理学】

アメリカでは刑務所の壁をピンクにしたり、囚人服にピンクを取り入れたりして、精神状態を穏やかにしようとする試みをしているんだ。

【出典】『色と性格の心理学』
著者:ポーポー・ポロダクション 日本文芸社刊

執筆者プロフィール
遊び心を込めたコンテンツ企画や各種制作物を手がけている。色彩心理と認知心理を専門とし、心理学を活用した商品開発や企業のコンサルタントなどもおこなう。


たった1秒で、人を見抜き、自分を変える!色と性格の心理学を紹介します。
色は性格を映す「鏡」/「緑」が人をお金持ちにする?/相手の嫌がらせを封じるなら「オレンジ」/頼みごとは「ピンク」の服で/「赤」好きは2タイプに分かれる/相手にノーと言わせない「ブラック」・ハロー効果/会議で意見を通すファイブ・「レッド」効果/デートの成功率が上がる洋服の色彩心理秘術など、色彩のもたらす効果とパワーを毎日に活用するコツを解説。
① 対人)持ち物や身に着けているものの色から人の性格を見抜き、人間関係を円滑にする。② 自分)好きな色から自分の性格を分析し、理想の自分に変わる色遣いのコツを身に着ける。という2つのアプローチで、相手にも、自分にも、明日からすぐに使える、実践心理テクニックです。

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