注意が必要な生命線
【生命線に現れる「島」】
生命線に【生命線に現れる「島」】のような「島」と呼ばれるサインが現れることがあります。この島は、出る場所によって多少意味が異なりますが、一言で表現すると「じっくりと英気を養う時期」と言えます。
●「島」の意味
A 胃腸系の弱まり、ストレス過多、社会で活躍するために必要な多くの経験を積む時期、精神が鍛えられる期間
*この期間を乗り越えると一皮も二皮も剥けて人間的魅力が増します。
B 長年の疲れが出やすい時期、疲れを癒す充電期間、慢性病や糖尿病に注意のサイン
*この付近に島がある人は健康的な食事を意識したり、適度な運動を心がけたり、ストレスを減らすために時々「遊ぶ」ことをおすすめします。
島は体を労わる時期や人生経験を積める時期を教えてくれているとも言えます。いずれにしても、この期間はより良い人生を送るための大切な時期を暗示してくれています。
【途中で切れている生命線】
生命線に切れ目がある場合は、一時的に病気や災難に遭う可能性もありますが、注意をしていれば大丈夫です。また、ほとんどの場合、生活環境の変化や人生の転換期を迎える時期であることを示します。
自分を見つめ直す時期と考えると好転していきます。生命線の下部に切れ目がある場合は、健康面に意識を向けて体力作りに取り組む時期というメッセージと捉えましょう。
【生命線に出る障害線】
障害線は、他の線に対して直角に横切る場合が多いのですが、場所によっては縦や斜めに切れ込む線もあります。
障害線の意味は、病気・事故・失恋・離婚・死別・家庭問題・人生においての苦悩や失敗・不運な出来事などです。
不安になるような意味が多い線ですが、過度に不安になる必要はないと思います。私が思う障害線を知る必要性は、仮に障害線が出ていたとしても、その時期を先に知り、細心の注意をはらうことで、未然に防ぎ、回避することが可能ということです。
また、不安からマイナス思考になり、気持ちの面からマイナスな現実を引き寄せてしまうことのほうが問題だと思うので、不安な未来より明るい未来をイメージするようにしてください。
●「障害線」の意味
A 仕事、恋愛、家庭などの問題、精神的悩み
B 急病に注意
C 病気に注意
【書誌情報】
『新版 手相の教科書』
著者: 青木智
手相は占いだと思いますか?手相は占いではなく統計学の一つだと著者の青木智さんはおっしゃいます。手相を見るにはスピリチュアルな力は必要なく、線の見方やその線の解釈という「知識」を身に付けることができれば、誰でも鑑定できるようになります。そして、手相が見られるようになれば「過去の自分に癒し」を、そして「未来の自分にハッピーを」もたらすことができます。手相の見方を覚えて、素晴らしい自分を発見し、自信を持って輝く先の人生を歩みましょう。そして、身の回りにいる大切な人たちに幸せを導きましょう。この本を手に取っていただくことで、きっとあなたにハッピーが訪れるはずです。※本書は2015年8月に(株)アルマット社から発行された『手相の教科書』を再編集し刊行しています。
公開日:2021.04.01