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驚異の勝率を叩き出す二階堂重人が教えるネット証券は売買手数料の安さで選ぶべき理由とは?【最新版これから始める株デイトレード】

Text:二階堂重人

ネット証券の選び方①

売買ごとと定額、どちらの手数料システムを選ぶか!

売買手数料のシステムは大きく分けて二つ

あとはネット証券に口座を開設すれば、トレードができます。ネット証券を選ぶ基準は二つです。一つ目の基準は手数料です。とにかく安い証券会社を選ぶことが重要であり、利益につながります。デイトレードは1日に何回もトレードをします。そのため、手数料のちょっとした差が、年間にすると大きな金額になるわけです。わずかな値幅を取るために、高い手数料では割が合わないので、できるだけ手数料の安いネット証券を選びましょう。

手数料のシステムはいくつかあるのですが、大きく分けると以下の二つです。

●売買ごとにかかるシステム
●定額システム

売買ごとにかかるシステムでは、注文が約定(やくじょう)するごとに、決められた料金がかかります。たとえば、1回の約定で540円かかるとすれば、買い注文が約定したときに540円、売り注文が約定したときに、また540円かかります。ですから、1銘柄のトレードをした場合、買いと売りの往復で、合計1080円の手数料がかかるわけです。

定額システムの場合は、1日に決められた金額以内なら、何回トレードしても、一定額の料金しかかからないというシステムです。たとえば、1日の売買代金が300万円までなら、手数料が1404円だとしたら、何回トレードしても1日の代金の合計額が300万円を超えないかぎり、1404円しかかからないわけです。どちらの料金システムが得なのかは、各自のトレードスタイルによって異なるので一概にはいえません。

「1回の代金が多い」「1日に1、2回しかトレードをしない」という条件では、約定ごとにかかるシステムのほうが得という場合が多いようです。「1回の代金が少ない」「1日に3回以上トレードする」という条件では、定額システムのほうが得という場合が多いようです。どちらのほうが得なのか、自分のトレードをシミュレートし、試算してみましょう。トレードにかかるコストを抑えれば、利益が増えるわけです。なるべく安いところを選びましょう。

複数の口座を開設し、使い分ける方法もある

また、資金に余裕がある場合は、手数料システムの異なる、複数のネット証券に口座を開設しておき、トレードの状況に応じて使い分けるというのもよいでしょう。現在では少なくなりましたが、証券会社のシステムがダウンすることがあります。1日のなかで最も値動きが良い寄りつき直後に、システムがダウンしていてトレードができないこともよくありました。

そういった場合、複数の証券会社に口座を開設していれば、トレードができないという事態は避けられるわけです。

ネット証券の選び方①

売買手数料の安さで選ぶ!

ネット証券の選び方 売買手数料の安さで選ぶ『最新版 これから始める株デイトレード』

デイトレードは1日に何回も売買を行なうので手数料が高いと利益を減らすことになる。

なるべく手数料が安いネット証券を選ぶ。

手数料システムは大きく分けて二つ

ネット証券の選び方 手数料システムは大きく分けて二つ『最新版 これから始める株デイトレード』

注文ごとにかかるシステム

注文が1回約定するごとに手数料がかかる。

定額システム

注文の回数に関係なく、一定の約定代金以内なら1日に何回売買しても一定額の手数料しかかからない。

著者は1日の売買回数が多いので定額システムを利用しています。

ブロードバンドにして、注文を速く市場に出せるようにする。

売買手数料の安いネット証券を選んで売買にかかるコストを抑える!

出典:最新版 これから始める株デイトレード

【書誌情報】
『最新版 これから始める株デイトレード どんな相場でも利益が出る最強の教科書』
二階堂重人 著

最新版 これから始める株デイトレード

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