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驚異の勝率を叩き出す二階堂重人が資金効率を上げる為に欠かせない「信用取引」について解説!【最新版これから始める株デイトレード】

Text:二階堂重人

信用取引とは、どのようなトレードなのか?

資金効率を上げるために欠かせない取引!

委託保証金の約3倍の代金までトレードできる

株のトレードには二通りあります。

●現物取引
●信用取引

現物取引とは、一般的な株トレードです。「株を買った」といえば、現物取引で買ったということです。現物取引は、手持ちの資金額しか買うことができません。たとえば、100万円の資金を持っていたら、100万円分の株しか買うことができないというわけです。

また、先に買って、あとで売るという、ごく普通のトレードしかできません。ですから、買った銘柄が値上がりしないと利益がでないわけです。

信用取引とは、手持ちの資金を信用口座に預け、それを担保にして、証券会社や証券金融から、資金や株券を借りて行なうトレードのことです。この預けた資金のことを、「委託保証金(または証拠金)」といいます。これを担保に、資金の約3倍の代金まで売買することが可能です。たとえば、100万円の資金を委託保証金として預けたら、その3倍である、300万円までのトレードができるわけです。少ない資金を効率よく使えることになります。

委託保証金は、現金ではなく、手持ちの株券で代用することも可能です。たとえば、勤めている会社の株券などを、預けることによって、信用取引ができるわけです。これを、「代用証券」といいます。ただし、掛け目が決まっているので、時価で評価されるわけではありません。

掛け目は、証券会社や、その銘柄が上場されている市場によって異なりますが、東証1部の銘柄なら、だいたい時価の8 割です。100万円分の株券なら、80万円として評価されるわけです。

手元にない株券を借りて売る「信用取引」

また、信用取引は、先に買って、あとで売る、というごく普通のトレードだけでなく、この逆のトレードもできます。先に売って、あとから買い戻すわけです。「持っていない株券をどうして売ることができるのか」そういった疑問を抱く人がいることでしょう。

信用取引では、委託保証金を担保にして購入代金を借りるだけでなく、株券を借りることもできるのです。それを市場で売るわけです。このようなトレードを、「信用売り」「カラ売り」といいます。先に売って、あとから買い戻すわけですから、買い戻すときの値段が安いほど利益が出ることになります。つまり、カラ売りは、株価が値下がりすることによって、利益が出るわけです。メリットの多い信用取引を賢く利用して儲けましょう。

信用取引を利用しよう!

信用取引はメリットが多い

株の売買には二通りある

株の売買には二通りある『最新版 これから始める株デイトレード』

現物取引

100万円の資金で100万円分の株が買える。

信用取引

100万円の資金で約300万円分の株が売買できる。

信用取引は二通りある

信用取引は二通りある『最新版 これから始める株デイトレード』

信用買い

先に買って、あとで売る。株価が上がると儲かる。

信用売り(カラ売り)

先に売って、あとから買いもどす。株価が下がると儲かる。

信用取引は資金の約3倍の金額まで売買できる!

信用取引は値下がりすることによって儲けられるカラ売りができる!

出典:最新版 これから始める株デイトレード

【書誌情報】
『最新版 これから始める株デイトレード どんな相場でも利益が出る最強の教科書』
二階堂重人 著

最新版 これから始める株デイトレード

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