キック精度が高い選手はチームにとって大きな武器
様々な質のボールを蹴られればパスやシュートの選択肢が広がる。
精度とボールスピードがキックに必要なスキル
パスやシュートなどボールを蹴る技術が高い選手がチームにいると得点チャンスはグッと上がります。有能なフリーキッカーがいるかどうかで得点率はまったく違う数値となります。キックの精度はもちろん大事ですが、近年ボールスピードも重要視されています。フォワードに入れる縦パスが足下に速いボールでピタッと入ればチャンスになりますし、サイドからのクロスボールも速いグラウンダーのボールが求められています。精度とスピードが現代のキックスキルのキーワードなのです。
味方へのパスを通すにはタイミングとスピードコースが大事!
味方へどんな質のパスを出すのかを判断し選択しよう。味方にどんなプレーをしてもらいたいか、パスにメッセージを込めてみよう。
【出典】『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』 著:林陵平
【書誌情報】
『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』
著:林陵平
日本がワールドカップなどに出場できるようになって以来、ドリブルやシュートといった個人技以外に、選手それぞれの「動き方」というのが注目されるようになってきました。「オフ・ザ・ボール」と言われる、ボールを持っていない時の動き方のことです。実際にボールを持っているプレイヤーは一人ですので、その他大勢のプレイヤーがどう動くのかが試合展開や勝敗を左右し、各監督の戦術につながる考え方の基盤となります。本書はポジションごとの動き方はもちろん、攻撃時・守備時・サイドアタック・フィニッシュなどの目的別の動き方、体の使い方、戦術を写真とイラストで解説し、QRコードから動画視聴もできます。現代の欧州サッカーに精通している著者を起用することで、強豪国などが実際に行っているサッカー戦略、ポジショニング、動き方を解説できます。
公開日:2024.02.18