基本のキック
まず覚えたいのが基本のキックであるインサイドとインステップだ。
インサイドキック
正確なボールも意識しつつ速いグラウンダーのボールが蹴られるように、軸足の踏み込みを安定させバランスよく始動する。
インサイドの面に正しくボールをインパクトさせる。足の振りを速くすることを意識して大振りしないでボールを蹴る。
インステップキック
インステップキックは両手を使いダイナミックなフォームにする。バランスが崩れないよう軸足の踏み込みはより意識する。
このキックはインステップで低く速いボールを蹴ることをイメージしている。振りをコンパクトにしてインパクトを意識する。
【出典】『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』 著:林陵平
【書誌情報】
『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』
著:林陵平
日本がワールドカップなどに出場できるようになって以来、ドリブルやシュートといった個人技以外に、選手それぞれの「動き方」というのが注目されるようになってきました。「オフ・ザ・ボール」と言われる、ボールを持っていない時の動き方のことです。実際にボールを持っているプレイヤーは一人ですので、その他大勢のプレイヤーがどう動くのかが試合展開や勝敗を左右し、各監督の戦術につながる考え方の基盤となります。本書はポジションごとの動き方はもちろん、攻撃時・守備時・サイドアタック・フィニッシュなどの目的別の動き方、体の使い方、戦術を写真とイラストで解説し、QRコードから動画視聴もできます。現代の欧州サッカーに精通している著者を起用することで、強豪国などが実際に行っているサッカー戦略、ポジショニング、動き方を解説できます。
公開日:2024.02.21