[基礎編]③体が十分にあったまったら外気浴で休めよう【とことん楽しむサウナの世界】
外の冷たい空気でリフレッシュ
外気浴はサウナで温かくなった体を冷まして、休めることができます。時間に決まりはありません。そもそも外気温は季節や地域によってずいぶんと違うので、時間で目安を計れるはずがないからです。夏なら外気浴でも体が冷めるまでに時間がかかりますし、冬ならすぐに冷めてしまいます。もし、冬に外気浴をしようと思って外に出て「寒い!」と感じたら、それはまだ体が十分に温まっていない証拠です。体が十分に温まっているときは、冬の寒さの中に出てもしばらくは寒さを感じませんから。
また、外気浴は新鮮な空気を体に取り込む意味もあります。できるだけ空気のきれいな環境で、風を感じながら自然と一体となっていることを感じられたらいいですね。
【出典】『とことん楽しむサウナの世界』
著者:松永 武 日本文芸社刊
著者プロフィール
お風呂のソムリエ。バスリエ株式会社。お風呂が好きすぎて脱サラ!5万点以上を試したバスグッズマニア。2016年には日本のお風呂文化をユネスコの無形文化遺産へ登録することを目指す。一般社団法人HOT JAPANを設立。温泉や銭湯、自宅のお風呂など、様々なお風呂の楽しみ方を日々探索中。構想10年!極上のサウナ体験ができるサウナ倶楽部・サーマルクライムスタジオを運営。「マツコの知らない世界」(TBS)・「ヒルナンデス」(日本テレビ)などTV出演多数!
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近年人気のサウナ、その本当の利用法と効果をわかりやすく解説する実用書です。特に初心者や女性にも安心して利用出来るよう、世界各地のサウナを研究し日本に初めてのサウナ倶楽部・サーマルクライムスタジオをオープンしたお風呂のソムリエ松永武がサウナの正しい知識と、入浴法を「10のメソッド」と「10カ条」でわかりやすく紹介します。またサウナの「7つの効果」を解説。本来サウナとは、身体を温めることで代謝を高め、免疫力や神経を整える“療養”のための手段です。健康を高めるために最も効果的な入浴法やサウナの種類を紹介しつつ、知っておきたいマナーや心がけ、自宅でも簡単に実践出来る「おうちサウナ」をイラストと写真で徹底解説。「何℃のサウナに何分入る」などの解説をよく目にしますが、体調やコンディションは人それぞれであくまで目安に過ぎません。本書ではそういった時間を提示するのではなく、目的と効果をしっかり紹介して、皆さんが無理なく楽しめる「ディープなサウナの世界」を紹介します。
公開日:2024.03.22