全国49地区 夏の大会データベース
【富山】
《2022年 センバツ結果》出場なし
●甲子園での戦い＆夏の展望
公立校二強体制から群雄割拠の時代へ！各校から好投手続出で目が離せない
長らく続いた高岡商＆富山商による公立校の二強体制に高岡第一と富山第一が加わった四天王へと変化を遂げた富山。過去10年の決勝の対戦カードのほとんどを占めているように今年もこの４校が中心となりそうだ。
その中から一歩抜け出した感があるのが春の県大会を制した高岡商。原動力となったのは投手陣。抜群の制球力が自慢のエース・桑名勝と角度のある直球を武器にする川尻啓人の２本柱による継投で猛打を交わして春の優勝をもぎ取った。他にも２年生に横江壱吹が控えるなど、層の厚さは県内トップレベル。打線がやや湿り気味だったが、本来ならば爆発力を秘めているだけに攻守の要を務める主将・近藤祐星らの奮起が待たれる。
昨秋の県大会でノーシードながら優勝を果たした富山第一は絶対的エース・小林路春の出来次第。この春は不調で球速が伸びなかったものの、それでも春の県大会で準優勝に導くなど、その実力は圧倒的。本調子で夏を迎えられたら対戦校は手が付けられないことだろう。
春ベスト４だった富山商は粘り強さがウリのエース・前田隼弥と髙田銀士のバッテリーの調子次第で逆転もある。同じく安定感ある投球が武器の小西航太を擁する高岡第一はその小西自らが主軸も務めるだけに活躍次第では優勝の芽も十分にある。
全国49地区夏の甲子園DATABASE【北信越編】
●スター候補続出で目が離せない！
毎年、甲子園大会では地味な扱いだった北信越。しかし、近年は選手たちのレベルアップが顕著で甲子園でブレイクしたのちにプロで活躍している選手も多数。未来のスター候補生たちを一足先に見つけよう！
各地に好選手多数!秋のドラフトも楽しみ
奥川恭伸（星稜↓ヤクルト）や吉田正尚（敦賀気比↓青山学院↓オリックス）など、近年のプロ野球を見ると、北信越出身の選手の活躍が顕著。地区全体のレベルが上がったことで全国大会での活躍も目立つようになり、その成果が如実に出始めている。未来のスター候補を見つける意味でも各地の地区大会から目が離せない。
中でも今年、最もアツいのは新潟。早くもドラフト上位指名の期待がかかる田中晴也を擁する日本文理、重い直球が評判のエース・茨木秀俊が引っ張る帝京長岡など各校に好投手が在籍し、県代表に選出された際には甲子園の舞台でも輝くことだろう。
北陸の雄・石川では今春のセンバツ出場を果たした星稜はエースのマーガード真偉輝キアンと日本航空石川のスラッガー、内藤鵬の対決が最大の見どころ。ともにプロ注目の選手だけに目が離せないこと必至。他にも敦賀気比（福井）、富山第一（富山）、松商学園（長野）らの名門、強豪校にも将来有望な選手が揃っている。彼らの雄姿を全国の舞台で見られるか楽しみだ。
出典：『がっつり！甲子園2022』
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ブラバン応援も復活で甲子園へ夏きゅん‼︎コロナ下で、対外試合や練習方式に制限を受けた世代の球児たちが最後の夏にすべてのパワー全開で一躍雄飛する!この夏の主役候補たちに大接近!代替出場のセンバツで準優勝を射止めた近江・多賀章仁監督と魂の594球エース山田陽翔、絶対王者・大阪桐蔭への雪辱を誓うドラフト候補エース・米田天翼、イチロー魂導入で春ベスト4に躍進した國學院久我山・尾崎直輝監督、甲子園を目指しユニークなチームづくりを仕上げてきた注目校もクローズアップ!最強世代の呼び声高い2年生四天王のトップ・佐々木麟太郎の凄さ、春夏連覇を目指す大阪桐蔭の強さも大分析!さらに「各県総力データ」や、歴代の「高校投手高速化分析」、「甲子園スターの現在地」など、あらゆる角度から「甲子園」を楽しみ尽くす情報が満載!高校野球ファンのあなたにぜひ手に取ってみて欲しい一冊です! !
公開日：2022.07.25
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