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JRA重賞で【きさらぎ賞】のような「ひらがな重賞」はいくつある!?

Text:あもあもだいち

競馬における日本国内3冠レースと3冠馬を調べてみた!?

今週のJRA重賞は、西が「きさらぎ賞」、東が「東京新聞杯」を予定している。
そのうち「きさらぎ賞」は、JRA重賞の中で数少ないひらがな重賞である。
このひらがな重賞とは、重賞名に漢字が全くない「ひらがな」のみの重賞のことを言う。
「きさらぎ賞」以外では、京都で開催される「みやこステークス」、今年から新設されて阪神で開催される「しらさぎステークス」の3つのみである。
「しらさぎステークス」が新設された事によって、ひらがな3冠馬が今後誕生するかもしれないと思いをはせるも、3つの重賞のうち「みやこステークス」はダートのため、なかなか厳しい変則3冠であるのは間違いないだろう。

そこで、日本競馬における王道3冠レースを調べてみよう!!
・JRAの3冠
皐月賞、日本ダービー、菊花賞のクラシックレース3レース。
今までに達成したのはセントライト(1941年)、シンザン(1964年)、ミスターシービー(1983年)、シンボリルドルフ(1984年)、ナリタブライアン(1994年)、ディープインパクト(2005年)、オルフェーヴル(2011年)、コントレイル(2020年)の8頭。

・JRA牝馬3冠
桜花賞、オークス、秋華賞の3歳牝馬限定レース。
今までに達成したのはメジロラモーヌ(1986年)、スティルインラブ(2003年)、アパパネ(2010年)、ジェンティルドンナ(2012年)、アーモンドアイ(2018年)、デアリングタクト(2020年)、リバティアイランド(2023年)の7頭。

・ダート3冠
2024年にダート改革に伴って誕生。
羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートクラシックの3レース。
3冠馬はまだいない。

・JRA春古馬3冠
大阪杯、天皇賞(春)、宝塚記念の3レース。
2017年に大阪杯がGⅠに昇格したため誕生。
この3冠馬もまだいない。

・JRA秋古馬3冠
天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念の3レース。
今までに達成したのはテイエムオペラオー(2000年)、ゼンノロブロイ(2004年)の2頭。

これ以外にも地方競馬場でそれぞれ3冠レースが存在している。
王道3冠とは違う変則3冠だが、まずは3歳限定の重賞「きさらぎ賞」を勝って、後のひらがな3冠へつなげる馬はどの馬か!?

発走は、2月9日の京都競馬場11レース、15時30分発走予定。

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