ストレッチは継続が命! 一度にたくさんよりも短時間でいいので毎日行ったほうが良い理由とは【世界一すごいストレッチ】

最大の成果を上げる秘訣「短時間でいいので毎日行う」

ストレッチの魅力の一つは即効性。ストレッチをした直後に効果が現れ、筋肉が柔らかくなって関節の動きが大きくなります。たった10秒でも効果はすぐに実感できます。反面、その効果は長くは続かず、ストレッチをして1時間以上経つと少しずつ柔軟性が低下し、その結果、関節の可動域は2日ほどで元に戻ってしまいます。ダンサーが毎日欠かさずストレッチをするのはそのためです。

つまり、週に一度1時間ストレッチするよりも、短時間でいいから毎日継続して行うほうが効果的なのです。

ストレッチと違って、しっかり負荷をかける筋トレを行った後は、筋肉が疲労してパフォーマンスは一時的に低下します。 48〜72時間の休養によって回復した筋肉に再び刺激を与えると、以前よりも筋肉が強化される超回復という現象が起こります。

だから、筋トレは毎日行うよりも2〜3日に一度のほうが効果的なのです。ランニングなどの有酸素運動も、筋肉や関節、骨などに疲労やダメージを蓄積させないように週に2回は休養を取る必要があります。

ストレッチは体を疲労させるどころか、疲労を取る効果がある運動です。筋トレや有酸素運動のように疲労を回復させる時間を確保する必要はなく、やればやるほど効果があります。場所や服装も選ばないので、思い立ったらいつでもどこでも何度でもできます。信号待ちやトイレに立ったとき、疲れを感じたとき、お風呂上がりや就寝前といったすき間時間をマイストレッチタイムにしましょう。

何よりもストレッチは、やっているときに心地よさを実感できるわけですから、やらずに躊躇するなんて損なのです。

時間より頻度を重視して柔軟性をアップ

ストレッチは継続が命。たとえ10秒でも、行う頻度で柔軟性は右肩上がりに。逆に一度だけ長時間のストレッチを頑張ったとしても、3日空けてしまえば元に戻ってしまいます。

【出典】『世界一すごいストレッチ』監修:坂詰真二

【書誌情報】
『世界一すごいストレッチ』
監修:坂詰真二

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