左サイドのブレーキングを覚える パンチショット
左サイドが流れてしまう人、あるいはインパクトのイメージが希薄な人に、有効なのがパンチショットの練習です。
パンチショットはフォローをとらずに打つショットですが、これを行うと自然に左脇が締まってきますし、正面を向いたままインパクトできるようになります。
左脇の締まりは左肩甲骨の引き上げ動作を伴うものですから、この動きが起こるようにバックスイングで、左肩甲骨が前にスライドするようにしましょう。
パンチショットの練習は、オーバースイングの矯正にも役立ちます。
オーバースイングの人は、バックスイング自体が目的となってしまいがちですが、インパクトのイメージが明確になることによって、インパクトを再現するためにバックスイング動作を行うようになるからです。
【書誌情報】
『100を切れない7つの理由・10の上達法 劇的に上手くなるスイングの作り方』
著者:阿河徹
なかなか上手くならないアマチュアゴルファーのスイングには、致命的な欠陥がある。そこで本書では、アマチュアのスイングの悪いクセを7つを解説。さらに、著者が「スイングの設計図」と呼ぶ、正しいスイングの動きをイラストでわかりやすく紹介する。そして、その基本の動きが身につき、上達に役立つ10のスイング・ドリルも公開する。スイングに悩んでいる人をはじめ、これからスイングを学ぶ人、基本を再度見直したい人も活用できる一冊である。
公開日:2021.09.29