SPORTS LAB
- スポーツを通じて美しくそして健康に -

  • HOME
  • SPORTS LAB
  • フェースが開いてスライスが頻繁に出てしまう動きとは?【見るだけで劇的に上手くなるスイングの作り方/阿河徹】

フェースが開いてスライスが頻繁に出てしまう動きとは?【見るだけで劇的に上手くなるスイングの作り方/阿河徹】

Text:阿河徹

【悪いクセ④フェースが開く~ヘッドが先行することで起こる動き】アマチュアに多いスイングの問題④

●ハンドレートインパクトがフェースが開く原因
  インパクトでフェースが開いてしまうとスライスが頻繁に出ます。コントロールできるスライスならまだ良いですが、精度が悪いと厄介です。フェースが開くのは、グリップエンドが先行せず、ヘッドが先にボールに向かう「ハンドレートインパクト」が原因です。ハンドレートになるとフェースを閉じることは不可能です。ヘッドが先に出れば出るほどフェースが開くメカニズムなのです。


これで改善!  グリップエンドを先行させてみよう!
ハンドレートインパクトが原因なので、ハンドファーストのインパクトに修正することが改善ポイントです。動作としては、上の写真のようにグリップエンドをボールより先に進めます。インパクト時にグリップが先行していれば、フェースは必ず閉じます。切り返しでクラブをインサイドに下ろし、グリップエンドを動かしていきヘッドは遅れて動く。


出典:『見るだけで劇的に上手くなるスイングの作り方 飛ばない、曲がる、安定しないをスッキリ解決!』/著:阿河徹