骨座りっぱなしの姿勢では、太ももの骨への刺激は寝ているときと同じ!
「日中はほとんど座りっぱなし」や「最近、運動不足だ」という方は、大腿骨骨折のリスク大!
仕事中はトイレに行く以外は座っていて、歩くのは通勤のときだけという方は要注意。
通勤も車?それはますます危険です。
大腿骨は、その両端を押す方向に力が加わると強くなろうとするので、立ったり歩いたり、ジャンプしたりすれば、大腿骨に有効な刺激が加わります。
一方、椅子に座った姿勢では、大腿骨は地面と平行で、それは寝た姿勢と同じ。
それでは大腿骨はほとんど刺激されないのです。
最近の研究では、座りっぱなしでいる時間が長いと心臓病などによる死亡リスクが高くなることもわかっています。
デスクワーク中心の方は、30分〜1時間に1回立ち上がり、飲みものをとりに行く、軽い屈伸運動やストレッチを行うなど、ちょこちょこ動くよう心がけましょう。
【書誌情報】
『1日1分!!一生歩ける骨づくり』
監修:林泰史
(原宿リハビリテーション病院 名誉教授)
誰もが一生、若々しく元気に過ごしたいと思っています。そのためには、骨の健康を最優先で考えてみるのもよいかもしれません。スカスカの骨では、転倒、骨折、寝たきりを招いたり、いつのまにか骨折で、背中や腰が丸くなってしまうことも。骨を強くするためには、「1分の骨刺激と1杯のホットミルク」を取り入れましょう。すると骨から若返りホルモンが出て、いろいろな病気の予防に役立ち、お肌も若返る。毎日が活動的になり、元気に過ごせばまた骨が刺激されるという嬉しいサイクルが生まれます。この本で骨の大切さを知り、一生折れない、一生歩ける若々しさを手に入れましょう!
公開日:2019.12.14
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練習中はずっと下の名前で呼ぶせいで…