妊娠初期はとり過ぎに注意が必要!:ビタミンA
ビタミンAには、動物性食品に多く含まれる「レチノール」と、緑黄色野菜に多く含まれる「βカロテン」があります。
いずれも油に溶けるので、炒めたり揚げたりすると吸収率が高まります。
体内に取り込まれたβカロテンは、ビタミンAが足りないときだけビタミンAにかわるという特性があります。
ビタミンAはとり過ぎると中毒症状を起こすことがあり、妊娠初期にレチノールをとり過ぎると胎児の奇形や流産のリスクが高まるといわれています。
【書誌情報】
『子どもに効く栄養学』
監修:中村丁次,牧野直子
イラスト:すぎうらゆう、久野貴詩、nicospyder
子どもはしょっちゅう風邪を引いたり、体調を崩したりします。ただ、病院でお薬をもらっても、嬉々として薬を飲む子どもはあまりいません。また、薬で解熱したり咳や鼻水を止めたり、といった対処療法はできますが、一番大事になるのは病原菌と戦うパワフルな体と免疫力です。子どもの体に効く栄養素を知ることで、日々の食事でもしっかりとサポートできるようになります。本書では、イラストでわかりやすく、栄養素の基本、働きを丁寧に解説。さらに子どものための食事のコツや食材の選び方までサポートします。さらに、風邪による熱、のどの痛み、鼻水、お通じなど、約16種類の症状別に、それぞれ効く食材&栄養素を紹介!パワフルで元気に、すくすくと子どもが育つために、1家に1冊あるだけでこれからの食生活が変わります!
公開日:2019.10.15
オススメ記事
PREVIEW
消化されない腸の健康を保つ栄養素とは!?