子ども用サプリについて
子ども用のサプリメントが広まっていますが、その製品の多くは国の基準を満たした保健機能食品ではなく、本当に安全かわからないものです。
成長段階の子どもは、大人よりも悪影響を受けやすいもの。栄養面で心配がある場合は栄養士や医師に相談するなどし、摂取するかは個人で判断しないほうが安心です。
サプリメント利用におけるポイント
●何をどれだけ使ったか記録する
身体に異常を感じた場合、医療機関にすぐに連絡してください。その際に、何をどのくらい摂取したかを伝えられるようにしましょう。
●一般の食品よりも慎重に扱う
特定の成分をとり出して濃縮したり、なじみの薄い動植物が原料とされている場合があります。その安全性は慎重に考えましょう。
●あくまでも補助的に使用する
サプリメントは健康的な食生活を実践したうえで、補助的な役割として活用するもの。毎日の食生活が乱れていいわけではありません。
●病気の治療として使用しない
サプリメントは薬ではありません。病気の治療や治癒を目的としての利用、過度な期待などはせず、医療機関を受診しましょう。
【書誌情報】
『子どもに効く栄養学』
監修:中村丁次,牧野直子
イラスト:すぎうらゆう、久野貴詩、nicospyder
子どもはしょっちゅう風邪を引いたり、体調を崩したりします。ただ、病院でお薬をもらっても、嬉々として薬を飲む子どもはあまりいません。また、薬で解熱したり咳や鼻水を止めたり、といった対処療法はできますが、一番大事になるのは病原菌と戦うパワフルな体と免疫力です。子どもの体に効く栄養素を知ることで、日々の食事でもしっかりとサポートできるようになります。本書では、イラストでわかりやすく、栄養素の基本、働きを丁寧に解説。さらに子どものための食事のコツや食材の選び方までサポートします。さらに、風邪による熱、のどの痛み、鼻水、お通じなど、約16種類の症状別に、それぞれ効く食材&栄養素を紹介!パワフルで元気に、すくすくと子どもが育つために、1家に1冊あるだけでこれからの食生活が変わります!
公開日:2020.01.19
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