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幼児食ってどんなもの!?

必要な栄養を補給し噛む力や味覚を養う

離乳食が完了する1歳半頃から、奥の乳歯が生えそろう5、6歳頃までの食事を幼児食と呼びます。いろいろなものが食べられるようになるこの時期は、食べ物のおいしさや食べることの楽しさにふれ、食への興味や関心、意欲がぐんと深まる重要な時期といえます。

幼児食の目的は、必要な栄養を補給することだけではありません。さまざまな食材や調理法、味つけを体験することで、子どもの噛む力を強くし、味覚の発達を促すことも大切な役割のひとつです。

子どもの発達に合わせて徐々にステップアップ

幼児食の段階では食べ物を前歯でかじりとり、生え始めの奥歯で噛み砕く幼児食前期(1〜2歳代)から、生えそろった奥歯で食べ物をすりつぶせるようになる幼児食後期(3歳以降)を経て、徐々に咀嚼力が養われていきます。

食べる様子を確認しながら、やわらかいものから歯応えのあるものへと無理なく進めていきましょう。また、幼児期は味覚も未熟。薄味が基本ですが、甘い、酸っぱい、塩味、苦みなどさまざまな味覚を覚え、育てる時期でもあります。

【書誌情報】
『子どもに効く栄養学』
監修:中村丁次,牧野直子
イラスト:すぎうらゆう、久野貴詩、nicospyder

子どもはしょっちゅう風邪を引いたり、体調を崩したりします。ただ、病院でお薬をもらっても、嬉々として薬を飲む子どもはあまりいません。また、薬で解熱したり咳や鼻水を止めたり、といった対処療法はできますが、一番大事になるのは病原菌と戦うパワフルな体と免疫力です。子どもの体に効く栄養素を知ることで、日々の食事でもしっかりとサポートできるようになります。本書では、イラストでわかりやすく、栄養素の基本、働きを丁寧に解説。さらに子どものための食事のコツや食材の選び方までサポートします。さらに、風邪による熱、のどの痛み、鼻水、お通じなど、約16種類の症状別に、それぞれ効く食材&栄養素を紹介!パワフルで元気に、すくすくと子どもが育つために、1家に1冊あるだけでこれからの食生活が変わります!

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