和の基本「一汁二菜」を幼児食にも応用
幼児食では栄養バランスを意識して献立をつくることが大切です。そこで毎日の献立づくりのヒントになるのが、和食の基本である「一汁二菜」の献立です。
肉や魚、卵を使った「主菜」、野菜や海草類を使った煮ものやあえものなどの「副菜」、そして「汁もの」。これに主食であるごはんやパン、麺類を合わせれば、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素がバランスよく整った理想的な献立が、自然とつくれるようになります。
果物や彩り良い盛りつけで食の楽しみを演出
栄養バランスに気を配るとともに、煮る・焼く・炒める・揚げる・蒸すといったさまざまな調理法や異なる味つけで、献立に変化をもたせましょう。ビタミンや食物繊維を補うため、食後に果物を添えるのもおすすめです。
盛りつけや彩りの工夫、年中行事や季節感を意識した演出も、子どもの食べる意欲や興味を刺激する大切な要素です。栄養バランスにこだわるばかりでなく、子どもが自ら進んで食べたくなるようサポートをしましょう。
【書誌情報】
『子どもに効く栄養学』
監修:中村丁次,牧野直子
イラスト:すぎうらゆう、久野貴詩、nicospyder
子どもはしょっちゅう風邪を引いたり、体調を崩したりします。ただ、病院でお薬をもらっても、嬉々として薬を飲む子どもはあまりいません。また、薬で解熱したり咳や鼻水を止めたり、といった対処療法はできますが、一番大事になるのは病原菌と戦うパワフルな体と免疫力です。子どもの体に効く栄養素を知ることで、日々の食事でもしっかりとサポートできるようになります。本書では、イラストでわかりやすく、栄養素の基本、働きを丁寧に解説。さらに子どものための食事のコツや食材の選び方までサポートします。さらに、風邪による熱、のどの痛み、鼻水、お通じなど、約16種類の症状別に、それぞれ効く食材&栄養素を紹介!パワフルで元気に、すくすくと子どもが育つために、1家に1冊あるだけでこれからの食生活が変わります!
公開日:2020.01.28
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