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それホントに正しいの?栄養にまつわる恐い都市伝説とは!?【栄養素の話】

Text:牧野直子

情報に踊らされない正しい知識を

健康や美容への意識が高まっている現代。メディアでは日々「○○を食べてやせる!」「○○でがん予防」など、様々な健康情報が取り上げられています。

しかし、それらのなかには、科学的根拠のはっきりしないものや、インターネットやSNSで広がった半ば都市伝説のような、信ぴょう性の低い情報も含まれています。

たとえば、いま話題となっている糖質制限ダイエット。「ごはんさえ食べなければ、肉はどれだけ食べてもOK」という情報を目にすることがあります。糖質(ごはん)を控えれば体脂肪が減るのは理論としては間違っていません。

しかし、「肉はどれだけ食べてもOK」というのは大きな誤解。肉のとり過ぎは血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを増やしたり、肝臓や腎機能に負担をかけるおそれがあるためです。

にも関わらず、この情報ではそうした重大リスクが完全に無視されてしまっています。このようにメリットだけが強調された情報を鵜呑みにすることは、とても危険なことなのです。

怪しい健康情報に踊らされないためにも、まずは栄養に関する正しい知識を得る必要があります。栄養素の働きや適切な摂取量について、知っておくべき事実を確認したうえで、自ら情報を取捨選択し活用することが重要です。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 栄養素の話』
著:牧野直子

シリーズ累計発行部数130万部突破の人気シリーズより、「栄養素」についてフォーカスした一冊。一口に栄養素といっても、その種類や働きは様々なものがあります。また、世間の栄養素に対する考え方として、何となく取らないといけないことは知っている、でもよくわからないし、自分も家族も気にしてないけど、病気になってないから別に栄養なんてどうでもいい、という人は多いと思います。しかし、年齢を追うごとに病院に行ってもよくわからない原因不明の不調などが出てきて、それが栄養不足や栄養過多から来ている、という事実は意外と知られていません。そして、薬では直せないものは栄養不足を解消する事で改善できる、という事が多々あります。そんな絶対に知っておくべき栄養の話を図解、イラストでわかりやすく紹介します。