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子どもにファストフードは絶対にNGにしない方がいい理由とは?【栄養素の話】

Text:牧野直子

習慣にならないよう楽しめばOK

「高カロリーのファストフードは子どもに食べさせたくない!」食育に熱心な親御さんほど、そんなふうに考える方も多いのでは?しかし、成長期の子どもにとって大事なのは、カロリーよりも栄養バランスです。

「たんぱく質(Protein」「脂質(Fat)」「炭水化物(Carbonate)の三大栄養素をバランスよくとることが大切です。これら3つの頭文字をとった「PFCバランス」に着目してメニューを選ぶと、ファストフードも健康的に楽しむことができます。

例えば、ハンバーガーとポテト、清涼飲料水のセット。バーガーショップでは定番のセットですが、このままでは脂質がやや多過ぎる内容です。

そこでポテトをサラダに、清涼飲料水を野菜や果物の100%ジュースやお茶に換えることで、バランスのよい組み合わせになります。

とはいえ、あまり頻繁にファストフードが続くようでなければ、そこまで神経質になる必要は実はありません。

PFCバランスは1日のトータルで考えればいいので、お店では子どもの好きなメニューを選ばせ、それ以外の食事でバランスを調整してあげればいいのです。

ファストフードは習慣化してもいけませんが、あまり制限し過ぎるのもNG。子どもが大きくなってから反動が出て、強い執着につながらないとも限りません。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 栄養素の話』
著:牧野直子

シリーズ累計発行部数130万部突破の人気シリーズより、「栄養素」についてフォーカスした一冊。一口に栄養素といっても、その種類や働きは様々なものがあります。また、世間の栄養素に対する考え方として、何となく取らないといけないことは知っている、でもよくわからないし、自分も家族も気にしてないけど、病気になってないから別に栄養なんてどうでもいい、という人は多いと思います。しかし、年齢を追うごとに病院に行ってもよくわからない原因不明の不調などが出てきて、それが栄養不足や栄養過多から来ている、という事実は意外と知られていません。そして、薬では直せないものは栄養不足を解消する事で改善できる、という事が多々あります。そんな絶対に知っておくべき栄養の話を図解、イラストでわかりやすく紹介します。