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ごぼうのおすすめ保存方法/切り方&調理方法/食べ合わせ/メニューとは!?【カラダを温める食べ物】

Text:石原結實

体を温める最強のスター食材

冷えからくる体調不調や病気は、体を温める食べ物で予防・改善されます。ここでは数多い食材の中から、体を温める効果・効能の高い、最強の食材をプロフィールとともに紹介します。その切り方から保存方法、簡単な食べ方まで、ワンポイントレッスンも必見です。

【ごぼう】腸内の善玉菌を助け、生活習慣病予防に役立つ

●大腸がん予防効果がある強力な成分
ごぼうは主に炭水化物で成り立っていますが、その中の成分でセルロース、リグニンなどは、腸のぜん動を刺激し、腸内の善玉菌の発育を助け、便通をよくします。その結果、余剰物や有害物が大便と共に排泄され、脳卒中や心筋梗塞などの高脂血症や糖尿病、大腸がんなどの栄養過剰で起こる生活習慣病の予防・改善に役立ってくれます。

皮には脂肪の蓄積を予防するポリフェノールの一種「クロロゲン酸」がたっぷり含まれているので、たわしなどで泥を落とす程度で皮ごと食べることが効果的です。クロロゲン酸や水溶性食物繊維は水にさらすと流出してしまうので、あく抜きせずに洗うだけで食べるほうが栄養を摂取できます。

【Point】食べるだけではもったいない!
きざんだごぼうを湯船に入れれば、あせもやジンマシンに効果あり!

保存方法

●根を下にして、立てる保存方法がベスト
土付きのごぼうは紙に包んで、根が下になるように冷暗所に立てて保存します。庭に土があるようなら埋めると、冬なら長期保存することも出来ます。洗いごぼうは湿らせた紙に包み、ビニール袋にいれるかラップをして野菜室で1週間保存可能。切ったごぼうはすぐに栄養が流出するので食べ切るか、調理をしてから密封容器に入れて保存しましょう。

おすすめの切り方&調理方法

●あく抜き、下茹でなしで栄養素をまるごといただき!
あく抜きと同様に「下茹で」も栄養素は流出するので、切ってからなるべく早めに、そのまま調理しましょう。料理の種類により切り方は変わりますが、あまり細かく切らない方がベスト。切り口から抗酸化力が落ちてゆくので、ぶつ切りがおすすめ。また、栄養が水に流出するので、味噌汁やスープなど、汁ごと食べることで栄養を丸ごと摂取できます。

・斜め切り/炒め物など
・ぶつ切り/和え物など
・ささがけ/味噌汁など

おすすめの食べ合わせ

●ごぼう+にんじん
疲労回復、貧血の改善などが期待できる。

●ごぼう+豆腐
コレステロールの低下、ダイエットの効果も。

ごぼうメニュー例

きんぴらごぼう、豚汁、ごぼうのポタージュ、根菜の煮物、ごぼうと鶏の炊き込みごはん、たたきごぼう、牛肉とごぼうのしぐれ炒め煮、ごぼうチップなど。

【書誌情報】
『図解 カラダを温める食べ物』
著者:石原結實 医学博士/イシハラクリニック院長
レシピ/料理:藤沢セリカ

近年、低体温が病気を招く原因となり、体温が上がると不調が改善=健康になるといわれている。医師である著者が、身体を温める30種以上の食材をクローズアップし、食材ごとの成分や効能、また、調理法や切り方・保存法・食べ合せによる最適な摂り方を紹介、解説する。