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さけのおすすめ保存方法/切り方&調理方法/食べ合わせ/メニューとは!?【カラダを温める食べ物】

Text:石原結實

体を温める最強のスター食材

冷えからくる体調不調や病気は、体を温める食べ物で予防・改善されます。ここでは数多い食材の中から、体を温める効果・効能の高い、最強の食材をプロフィールとともに紹介します。その切り方から保存方法、簡単な食べ方まで、ワンポイントレッスンも必見です。

【さけ】体を温め、アンチエイジングに大活躍

●若返りのビタミンがたっぷり
漢方の「相似の理論」から考えると、さけの肉は赤いので体を温め、引き締める効果があります。そのため、冷え症や貧血、肥満の人には最適な食物といえます。さけの赤い色のもとであるアスタキサンチンは、βカロテンの約40倍、ビタミンEの約500倍もの抗酸化力を持ち、活性酸素による酸化から体を守り、老化を防いでくれることから、究極のアンチエイジングフードとも呼ばれています。

カルシウムの吸収を高めるビタミンDに加え、魚では珍しくビタミンB群をすべて含んでいることも特徴です。 皮の下には血液の流れをよくし高血圧を予防したり、認知症の予防にもなるEPA、DHAが豊富に含まれているので残さずに食べましょう。

【Point】皮だけ食べてもGOOD!
皮には皮膚のハリを保つコラーゲンとボケ防止のDHAがたっぷり。

保存方法

●塩で生臭さを半減させてから保存します
塩さけはそのまま、生さけは少し塩をふります。余分な水分を拭き取り、キッチンペーパーなどで包み、その上からラップで包みます。さらに密封袋に入れて冷蔵庫で3日間保存可能。すぐに食べない場合は、生のままではなく、下味(塩と酒をふる)をつけるか、調理してから冷凍します。3週間保存可能。解凍方法は冷蔵庫で低温解凍します。

おすすめの切り方&調理方法

●捨てる部位がなく、すべて食べつくします
さけを丸ごと1匹おろす場合は三枚おろしにして身は2cm 幅ほどに切ります。中心の太い骨や軟骨は圧力鍋などで煮るとやわらかくなって食べやすくなります。頭部はあら煮がおすすめ。切り身の場合はそのまま焼いたりムニエルにしたり。皮はカリカリに焼いてレモンをかけて、身はひと口大に切ってフライにするのもよいでしょう。

・ぶつ切り/煮物など
・そぎ切り/フライなど

おすすめの食べ合わせ

●さけ+牛乳
さけのタンパク質とビタミンDが、カルシウムの吸収を促進。

●さけ+ブロッコリー
ビタミンCがアスタキサンチンの効果を倍増させ、しみやシワの改善に。

さけメニュー例

ムニエル、フライ、クリームシチュー、さけとじゃがいものバターしょうゆ、サーモンのカルパッチョ、ロミロミサーモン、さけそぼろ、さけの炊き込みごはんなど。

【書誌情報】
『図解 カラダを温める食べ物』
著者:石原結實 医学博士/イシハラクリニック院長
レシピ/料理:藤沢セリカ

近年、低体温が病気を招く原因となり、体温が上がると不調が改善=健康になるといわれている。医師である著者が、身体を温める30種以上の食材をクローズアップし、食材ごとの成分や効能、また、調理法や切り方・保存法・食べ合せによる最適な摂り方を紹介、解説する。