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こんにゃくのおすすめ保存方法/切り方&調理方法/食べ合わせ/メニューとは!?【カラダを温める食べ物】

Text:石原結實

体を温めるアイドル食材

身近な、いつも食べているものにも、体を温める食材はいっぱいあります。なにげなく口にしてはいたけど、もっと効果を感じたい、合理的に食べたい、と思いませんか? 切り方や調理方法で栄養価が変わるので、これを参考にしてぜひ、実践してみましょう。

【こんにゃく】豊富な食物繊維で腸内環境を整える

●こんにゃくを食べると便秘解消の近道
こんにゃくには、他の多くの食材と違い、エネルギー源となる成分やビタミン、ミネラルなどの栄養素がほとんど含まれていません、それゆえ、ダイエットに最適な食材、という代名詞が付いたのでしょう。しかし、こんにゃくには、食物繊維であるグルコマンナンという成分が含まれています。これは、水溶性の食物繊維で、体内の消化酵素では消化されにくい特徴があります。

そのまま胃や腸を通過し、有害物質を一緒に排出してくれるため、便秘やデトックスに効果があります。さらに腸内では腸内細菌によって分解され、腸内環境を整えるオリゴ糖に変化します。また、グルコマンナンにはコレステロール値を下げ、糖分や脂肪の吸収を和らげることが挙げられています。

【Point】こんにゃくで骨も丈夫に!
こんにゃくのカルシウムはアルカリ性。酸に溶けやすく、吸収されやすいので骨粗しょう症を予防する働きがあります。

保存方法

●漬けている水を毎日変えることがポイント
開封前のこんにゃくは、袋に入ったまま冷蔵庫で保存します。保存期間は商品に表示されているので参照しましょう。開封後はこんにゃくが浸るほどの水と一緒に密閉容器に入れて冷蔵庫で保存します。切ったものも同じように、水と一緒に保存します。4~5日は持ちますが、水は毎日取り換えるようにします。冷凍すると食感が変わるので避けましょう。

おすすめの切り方&調理方法

●ちぎると味をしみ込ませやすくなります
こんにゃくはツルツルしていて弾力があり、あまり味がしみ込まない食材なので、味噌やソースをつけて食べることが多いと思います。その場合は大きめのぶつ切りに。炒める場合は、薄切りにして味を絡みやすくします。煮物に入れる場合は手でちぎると比較的、調味液を吸い込みます。スプーンで切断、お椀などの器で切断する方法もあります。

・薄切り/田楽など
・ぶつ切り/炒め物など
・ちぎる/煮物など

おすすめの食べ合わせ

●こんにゃく+にんじん
糖尿病を予防し、改善する効果が期待できる。

●こんにゃく+赤唐辛子
体を温め新陳代謝をよくし、肥満を予防する。

こんにゃくメニュー例

田楽、こんにゃくステーキ、煮物、おかか炒め、味噌煮、チーズ焼き、こんにゃくと鶏肉のピリ辛煮、にんじんとこんにゃくのきんぴら、明太子和えなど。

【書誌情報】
『図解 カラダを温める食べ物』
著者:石原結實 医学博士/イシハラクリニック院長
レシピ/料理:藤沢セリカ

近年、低体温が病気を招く原因となり、体温が上がると不調が改善=健康になるといわれている。医師である著者が、身体を温める30種以上の食材をクローズアップし、食材ごとの成分や効能、また、調理法や切り方・保存法・食べ合せによる最適な摂り方を紹介、解説する。