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りんごのおすすめ保存方法/切り方&調理方法/食べ合わせ/メニューとは!?【カラダを温める食べ物】

Text:石原結實

体を温めるアイドル食材

身近な、いつも食べているものにも、体を温める食材はいっぱいあります。なにげなく口にしてはいたけど、もっと効果を感じたい、合理的に食べたい、と思いませんか? 切り方や調理方法で栄養価が変わるので、これを参考にしてぜひ、実践してみましょう。

【りんご】さまざまな病気の予防、改善に役立つ万能薬


●優秀な栄養素を食べて体をリセット
 「1日1個のりんごは医者いらず」と言うことわざがあるほど、栄養価が高いりんご。果物は体を冷やすとも言われていますが、りんごは間~陽性の食材。食べ方によっては体を温めてくれます。その成分はとても優秀で、ビタミンA、B 群、C、同化されやすい糖類、酵素、有機酸、ミネラル類がバランスよく含まれています。

また、便通を良くしてコレステロール値を下げるペクチン、腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖、活性酸素を除去するポリフェノールなども含まれ、がんや炎症、アレルギーなど、病気の予防や改善に効果があります。ポリフェノールを多く摂るためには皮ごとが鉄則。芯や種のまわりにも栄養があるので、切り方に注意して食べましょう。

【Point】ミキサーよりジューサーがベスト
栄養満点のりんごも繊維はビタミンの吸収を妨げるので、ジュースにするときは液体だけを飲めるジューサーがおすすめ。

保存方法

●切ったら食べ切る、をモットーに
丸ごとなら紙に包んで冷暗所に置けば1か月ほどは保存可能です。切った場合、切り口からポリフェノールが空気に触れて酸化し、変色するので保存はおすすめできません。どうしても、と言うなら、ハチミツを少量入れた水に30秒ほど浸してから密封袋に入れて冷蔵庫で保存します。この場合も、なるべく早めに食べ切りましょう。

おすすめの切り方&調理方法

●りんごの種には毒性があるから注意して!
万能薬とも言える、りんごの食べられない部分は、なんと種だけ。皮をむくのはもったいない! でも、「皮付きは食べにくい」、なら切り方を工夫すればOK。確かに一般的に普及しているくし切りは、皮部分が厚くて食べにくいので、皮ごと横にスライスします。種は楊枝などで取り出し、あとはすべて食べられます。

・輪切り/これしかない!

おすすめの食べ合わせ

●りんご+ヨーグルト
りんごはすりおろして、整腸作用の最強コンビ。

●りんご+クレソン
食欲を増進させ、胃の働きを促進。

りんごメニュー例

コンポート、アップルパイ、バナナとりんごのケーキ、りんごとセロリのサラダ、りんごとさつまいもの白ワイン煮、りんご入りポテトサラダなど。

【書誌情報】
『図解 カラダを温める食べ物』
著者:石原結實 医学博士/イシハラクリニック院長
レシピ/料理:藤沢セリカ

近年、低体温が病気を招く原因となり、体温が上がると不調が改善=健康になるといわれている。医師である著者が、身体を温める30種以上の食材をクローズアップし、食材ごとの成分や効能、また、調理法や切り方・保存法・食べ合せによる最適な摂り方を紹介、解説する。

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