「おなか奥」を引き上げて骨盤をさらに立ちやすく!
自分軸を整えるにあたり、まず始めたいのが体の胴体=体幹部におけるインナーマッスルの強化です。KANAMI式バーオソルでは、後傾/前傾しやすい骨盤を「立てる」意識をもつことでそれを実現していきます。
骨盤を立てるために使うのは「おなか奥」と「おしり下」にある筋肉です。まずは「おなか奥」の使い方を解説していきましょう。
体のなかで唯一、おなか周りには骨がありません。あるのは筋肉だけ。つまりは、腹筋群を適切に使ってはじめて姿勢は適切に保たれるということです。
おなかを奥から引き上げると、いわゆる「腰骨」と呼ばれる腸骨を含む寛骨が本来のポジションに近づいて、脚の動きを生み出すための股関節にあるべきスペースを取り戻すことができます。
寛骨の位置を正すと背骨からつながる仙骨も連動して整い、骨盤がさらに立ちやすくなります。そのまま座ると坐骨で座面をとらえることができる理想のポジションに収まるのです。
「おなか奥」の引き上げプラクティス
KANAMI 式バーオソルのレッスンは、基本的におなか奥を常に引き上げたまま行います。レッスン前の準備として深い呼吸を使って、引き上げの感覚スイッチをオンにしておきましょう。
寝たままできるKANAMI式バーオソルで夏までに美ボディを目指してみませんか?
【書誌情報】
『寝たままできる!パリジェンヌたちの体幹トレーニング KANAMI式バーオソル』
公開日:2020.05.21