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太り方も違う!大きく3つに分けた体質タイプとは?【ゆるやせ漢方ダイエット】

Text:工藤孝文

自分の体質タイプを知ることが大切

漢方は東洋医学の中心的な治療法のひとつで、基本は中国由来の中国医学に基づいています。でも現在、日本で行なわれている漢方は、国内で独自に発展した、日本人の体質にあった治療法になります。西洋医学とは一線を画してきましたが、最近では治療に取り入れる医者も増えてきました。ひと口に体質といっても、人によって異なります。漢方には心と体の状態をあらわした「証しょう」という考え方があり、証はさらに「陰いん陽よう」「虚きょ実じつ」、または「気き・血けつ・水すい」などのタイプに分けて判断されます。

これが体質タイプというわけです。体質タイプを知ることは、体を健康に保って病気を防ぐためにも大切です。私が漢方薬を処方するときに判断のベースとするのが、患者さんの体質の診断です。問診と患者さんの雰囲気で、大抵はどのタイプかわかります。そこで患者さんに「あなたはこのタイプですよ。それに合った治療で、あせらずに“ゆるやせ”していきましょう」と話します。このときに漢方の難しい話をすると、患者さんに「続かないかも……」という不安を与えかねません。

ですから、わかりやすく、できるだけシンプルに「気・血・水」の3タイプに分けて説明します。問診の段階でチェックが多い項目が、該当タイプとなりますが、理解と納得をしたうえで、治療に入ります。ほとんどが3つのタイプに当てはめられますが、たまには混合タイプの患者さんもいます。チェック項目がなく、気・血・水のバランスが取れていれば、健康で肥満とは無縁のはずです。でも、ほとんどの人はどちらかに偏かたよっているため、それを漢方で調整していくわけです。不調の患者さんに「それを治すのが、僕の仕事。僕の仕事を取らないでね」と言うと、笑いながらほっと安心されます。

【書誌情報】
『ゆるやせ漢方ダイエット』
著者:工藤孝文/ダイエット・漢方外来医師

なぜ太ってしまうのでしょう?それは、消費する以上に食べてしまうから。余った脂質や糖が体に蓄積されて太ってしまうのです。ゆるやせ漢方ダイエットは、そんな当たり前のことを知っているのに、やせたくてもやせられない人のための本です。 ゆるやせ漢方ダイエットのメソッド□食行動(食べグセ)の見直し+漢方薬を飲むこと□ 食行動質問票で食グセをチェツク。A~Gのタイプ別にアドバイス□ 気・血・水の体質別に、漢方薬で心と体の不調を整える。きつい運動や糖質制限も必要ありません。無理なく、ゆるーくやせてリバウンドなし。心と体も不調も整い、まさに一石三鳥のダイエット法です。52.8㎏→40.8㎏ 1年で12㎏減。97㎏→83.2㎏ 半年で13.8㎏減ほか、大成功例も満載です。基本のダイエット漢方薬(大柴胡湯・防風通聖散・ 防已黄耆湯)のほかにも、「ゆるやせ漢方薬」を数多く紹介しました。NHK「あさイチ」「ガッテン!」出演。10万人をやせさせたドクター工藤の新ダイエット法です。