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東京芝2000mと中山芝1600mは外枠が特に不利!【究極の競馬ガイドブック】

Text:長谷川雄啓

成績欄の見方

それでは、「成績欄」の中を見ていきたいと思います。いくつか並んだ同じような箱。この小さな四角い箱の中には、かなりの量のデータが収められています。一番下が、最も新しいレース。上に上がるに従って、古いレースになっていきます。つまり、一番下が前走、下から2つめが前々走、3走前、4走前…となっています。それでは、箱の中を順に詳しく見ていきましょう。これも 2019 年 10 月 27 日(日)、「天皇賞・秋」の新聞から 1枠2番アーモンドアイの前走です。まずは一番上の段から見ていきましょう。

【6段目】

●〔頭数〕16 ト =16 頭
最多で 18 頭立て。出馬投票の際に、最低5頭出走しないとレースは成立しません。

●〔枠〕14 ゲート =7 枠 14 番
抽選で割り振られます。

基本、枠の内、外による有利不利は無いとされますが、特定の競馬場の、特定の距離にだけ、“外枠が不利”とされるものがあります。それは、東京芝 2000 mと、中山芝 1600 m。

この2つは、スタートしてすぐにコーナーを迎えるので、外枠の馬は、内枠の馬と比べ、外、外を回る分、不利とされるんですね。

イメージしてみて下さい。運動会の徒競走で、“第6のコース”は“第1のコース”より、スタート地点が前にありますよね。でも、円周の内と外で考えたら、あれで同じ距離を走ることになる。

でも競馬では、階段式のゲートなんて作れませんから、“第6のコース”も、“第1のコース”と同じ並びのところからスタートしなければなりません。余計に距離を走らないといけないのですから、確かに不利ですよね。

東京芝 2000 mのGⅠ、秋の天皇賞で「内の馬がよく来る」なんてデータは、枠順によるものが大きかったりもするようです。

●〔人気〕1 人気 = 単勝 1 番人気
単勝の支持率が、何番目に高かったかを示します。

【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。