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長谷川雄啓が教える競馬予想の手順とは!?【究極の競馬ガイドブック】

Text:長谷川雄啓

まずは、競馬記者の予想欄を見て、世の中の考える人気をチェック。どの馬が人気になるのか、人気が集中しそうか、それとも分散しそうなのかを念頭に置きます。

競馬予想の手順

❶競馬記者の予想欄を見て、世の中の考える人気をチェック
❷距離の欄をチェック
❸コースの欄をチェック
❹斤量、ブリンカーをチェック
❺厩舎をチェック
❻持ち時計をチェック
❼重の実績欄をチェック
❽成績欄で近何走かの成績を細かく見ていく

そうしたら、最初に距離の欄をチェック。このレースの当該距離が得意な馬を見つけたら、赤で印を付けましょう。

次に馬柱の下まで下りて、コースの欄をチェック。右回り、左回りを見比べ、次に具体的にこのコースが得意かどうかを調べます。得意な馬がいたら、ここも赤で印を付けましょう。ちなみにすべてが〔0000〕の場合は“初”ですから。初芝や初ダートの時には、血統などから可能性を探るようにして下さい。

また、“何をして得意と言うのか”ということなんですが、ボクは3着以内の回数が、出走回数の半分を上回っている場合を“得意”としています。〔1211〕とか、〔0321〕もそう。もちろんこれは、個人の感覚です。あなたが、あなたのルールで自由に決めて下さい。

上に戻って、斤量です。レースに名前の付いていない平場のレースでは、見習い騎手の減量があります。乗り替わりなどで、前走から斤量が減っていたなら、その減量マークを赤で塗り、減量の恩恵があることを強調しておきましょう。

続いて、ブリンカーのチェック。特に、初ブリンカーの馬がいないか、逆に外してきた馬はいないかを探します。ブリンカーを装着する場合、Bの文字が(この新聞だと斤量の右に)あります。成績欄の前走のコマを見て、前走もブリンカーを着けていれば、その中にBの文字が(この新聞だと1または2着馬名の左に)ある。無ければ、今回は初ブリンカーか、ブリンカー再装着。逆に、前走にあるのに今回無ければ、ブリンカーを外してきたことになります。初ブリンカーのBは、特に赤で目立たせておきましょう。

その下の厩舎欄もチェックしましょう。「えっ?」と思う人もいるかと思いますが、もし、関東圏のレースに関西馬が出走していたら、逆に関西圏のレースに関東馬が出走していたら…。

近くで競馬があるのに、わざわざ遠征するのはなぜかと考えると、その馬に適した条件を求めているからかもしれませんよね。右回り、左回り、坂の有無、メンバー構成等々…。狙って遠征して来たなら、やっぱり怖い。なので、関東のレースの関西馬、関西のレースの関東馬は、ひとつの“穴パターン”として覚えておいて下さい。それを厩舎欄の、北、南、または栗の文字でチェックするのです。

そして、最高タイム“持ち時計”のチェックです。ここが、この馬の能力の基準になる場合もあります。特に、レースのタイムが速くなる、ダートのやや重や重の時、芝の状態がいい開幕週などには、持ち時計のチェックは必須です。馬場が渋った時は、重の実績欄も確認して下さいね。

【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。