Jリーグで初めてプレーした”カンボジアのメッシ”とは?

チャン・ワタナカ(サッカー)

カンボジアでも人気の高いサッカー。その中からカンボジア選手として初めてJリーグ(藤枝MYFC)に移籍(出場はJ3で3試合)。

その後マレーシアを経て現在カンボジアリーグに復帰している。

【出典】『ハンディ版 世界の国旗』刊行:日本文芸社

<編集部MEMO>

クラブキャリア

ワタナカは2011年にスヴァイリエンFCでプロデビューし、2012年にボーウング・ケットFCへ移籍。同クラブでは2015年にリーグ戦で35得点を挙げるなど、得点力の高さで注目を集めました。2017年にはJ3リーグの藤枝MYFCに期限付き移籍し、カンボジア人初のJリーガーとなりましたが、出場機会は限られました。その後、マレーシアのパハンFAやPKNS FCでもプレーし、2019年にボーウング・ケットFCへ復帰しました。

代表キャリア

カンボジア代表としては、2013年3月22日のトルクメニスタン戦でデビュー。2018年ワールドカップ予選では、マカオ戦で途中出場から2得点を挙げる活躍を見せました。また、2016年のAFFスズキカップではマレーシア戦で2得点を記録するなど、国際舞台でも存在感を示しています。

プレースタイルと評価

「カンボジアのメッシ」と称されるワタナカは、優れたドリブル技術と得点感覚を持ち合わせた選手です。特に左足から繰り出される強烈なシュートやフリーキックは、彼の代名詞とも言えます。国内リーグでは1試合で6得点を挙げたこともあり、その得点力はカンボジア国内では群を抜いています。

チャン・ワタナカと本田圭佑の関係

2018年11月20日、AFFスズキカップのグループステージで、カンボジア代表のエース、チャン・ワタナカがラオス戦の前半18分に鮮やかなヘディングゴールを決め、チームを3-1の勝利に導いた。この試合は、日本サッカー界のレジェンド、本田圭佑がカンボジア代表のゼネラルマネージャー兼実質的な監督に就任して以来、記念すべき初白星となった。プノンペンのオリンピック・スタジアムに詰めかけた熱狂的なサポーターの前で、ワタナカのゴールがカンボジアサッカーの新たな歴史を刻んだ瞬間だった。

【書誌情報】
『ハンディ版 世界の国旗』
編集:日本文芸社


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