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生理用品がなかった昔の女性が行っていた「月経血コントロール」とは?

Text:関口由紀

月経血コントロールって?

そもそも理想のちつとはどういう状態のことをいうのでしょうか。 便利な生理用品が今のように普及していなかった時代、「月経血コントロール」を行っていた女性も多かったそうです。月経血コントロールとは、ちつを締めて、ちつの奥に経血をためておき、お手洗いに行ったときなどに、一気に排出する方法。ちつの引き締めを意識するために、紙や綿を丸めたものを詰めるだけで経血を出さずにいられたというから、驚きです。

月経血コントロールのためには、ちつをギュッと締める筋肉の力はもちろん、ちつのやわらかさがものをいいます。ちつが硬く縮こまっていると、スペースに余裕がなく、経血をためておけないからです。 昔は着物を着ていたこともあり、背すじをスッと伸ばして生活していました。また基本的には畳の上に正座をし、トイレも和式。立ち上がる、座る、しゃがんで用を足すなど、暮らしのなかで自然と、下半 身や骨盤まわりの筋肉が鍛えられました。ですが、現代では、骨盤まわりの筋肉を使うどころか、意識することもほとんどありまん……。 さらに今は、昔と違い、家電や車、エレベーターといった便利なものに囲まれています。現代の生活スタイルでちつが衰えてしまい、本来 の力を失っているので、現代の女性が月経血コントロールを始めようと思っても、一朝一夕にはいかないでしょう。

【書誌情報】
『温かくてしなやかな「ちつと骨盤」が体と心を幸せにする。』
著者: 関口由紀 著/YUKO 著/ガロワーズカオリ 著

あらゆる不調、もしかしたら ちつと骨盤が原因かも? 世界的に見ても、おしゃれや美容、 健康に気をつかう日本人女性。 でも、ある部分のケアについては これまで無頓着に過ごしてきました。 それが、「ちつと骨盤」です。 恥ずかしいからと雑に扱っていると、 生理痛、PMS(生理前症候群) 、冷え症、黒ずみ、 頭痛、肩こり、腰痛、尿もれ、便秘、性交痛、不感症、 骨盤臓器下垂、難産……などなど、 あらゆる悩みに、つながってしまうのをご存知ですか? 本書は、ちつと、体の土台であり子宮を支える骨盤にフォーカスし、 包括的な女性器周りのケア方法をご紹介する1冊。 ちつまわりのマッサージ、骨盤ヨガなど、 5つのケアの実践方法をイラスト満載で解説します。 温かくしなやかな「ちつと骨盤」は、 私たちの体と心をとても幸せにしてくれます!