体とボールの距離はツマ先から1足分が目安
体とボールとの距離(ボールからどれくらい離れて立つか)については、ツマ先からシューズ1足分をひとつの目安にしてください。この目安をもとに、微調整をしていきます。微調整の方法は次の通りです。
まず、パターのヘッドがギリギリ通るくらいのところ(ヘッドよりも1センチずつ外側)に障害物を置きます。そして、少し速めのスピードで連続素振りをします。素振りをする中で、手前の障害物に当たったときは、少し近づいて
みる。逆に、向こう側の障害物に当たったときは少し離れてみるといったように調整してみてください。
ただし、この調整方法は、正しいショルダーストロークが身についていないと成立しません。第2章のショルダーストロークをマスターしたあとに微調整をすることをお勧めします。
出典:『とことん上手くなる!パッティング家練メソッド』著/松本哲也
【書誌情報】
『とことん上手くなる!パッティング家練メソッド』
著者:松本哲也
ゴルフのパットがうまくなるために、1アドレス(構え方)、2ストローク(打ち方)と距離感、3グリーンの読み方を写真を交えてその方法をわかりやすく解説。ラウンド当日の練習方法も、5分間~20分間の練習時間別に紹介。パッティングは、グリーンの傾斜を読む力、その感性を育むために必要な基礎技術をこの本で体得していただきたいと願いながら書きました。技術と感性が向上し、スコアアップに、そしてゴルフのおもしろさアップにつながりましたら幸いです。
公開日:2021.10.27