2つのボールを同じ強さで打つには、4つの条件を揃えること
最初に打ったボールと同じタッチで2球目のボールを打つ。パッティングの上手い人は、そのような芸当を簡単にやってのけます。このように2個のボールを同じタッチで打つためには、4つの条件が揃っていなければなりません。
その1は、芯で打つこと。その2は、ストローク中、握力を変えないこと。ゴルファーの中には、インパクトでパンチが入ったり、下りのラインでインパクトが緩んだりする人がいますが、このようなことをやっていては2つのボールを同じ強さで打つことはできません。
握りの強い弱いは関係なく、アドレスからフィニッシュまで、そして1球目も2球目も同じ強さで握ることが大切です。その3は、振り幅を変えないこと。
そしてその4がテンポを変えないです。いつも同じテンポでストロークができるかどうか? このテンポについては、次回ご説明します。
出典:『とことん上手くなる!パッティング家練メソッド』著/松本哲也
【書誌情報】
『とことん上手くなる!パッティング家練メソッド』
著者:松本哲也
ゴルフのパットがうまくなるために、1アドレス(構え方)、2ストローク(打ち方)と距離感、3グリーンの読み方を写真を交えてその方法をわかりやすく解説。ラウンド当日の練習方法も、5分間~20分間の練習時間別に紹介。パッティングは、グリーンの傾斜を読む力、その感性を育むために必要な基礎技術をこの本で体得していただきたいと願いながら書きました。技術と感性が向上し、スコアアップに、そしてゴルフのおもしろさアップにつながりましたら幸いです。
公開日:2021.11.07