イメージしたストロークで狙ったカゴに入れる
“感育マット”は、一般的な家庭用パターマットのカップのほうに4つのカゴ(ゴールボックス)を並べ、その手前に下敷きのジャンプスロープを付けたもの。
まずボールを打ち、その行方を追わないでどのカゴに入ったか想像します。そのあとに、ボールの入ったカゴを確認します。最初の段階では、想像したカゴにボールが入っているかどうかをポイントに練習をしましょう。
次の段階では、自分の入れようと思ったカゴに入れる練習をします。イメージ通りに打って、そのカゴに入っていればOK。強い(あるいは弱い)と思ったのに狙ったカゴに入った場合は、ここでは失敗だと思ってください。
カゴへの導入に用いているジャンプ台(下敷き)の設置の仕方にもよりますが、この練習器具で4メートル(赤)、8メートル(白)、12メートル(青)、16メートル(黒)の距離感が養えます。
出典:『とことん上手くなる!パッティング家練メソッド』著/松本哲也
【書誌情報】
『とことん上手くなる!パッティング家練メソッド』
著者:松本哲也
ゴルフのパットがうまくなるために、1アドレス(構え方)、2ストローク(打ち方)と距離感、3グリーンの読み方を写真を交えてその方法をわかりやすく解説。ラウンド当日の練習方法も、5分間~20分間の練習時間別に紹介。パッティングは、グリーンの傾斜を読む力、その感性を育むために必要な基礎技術をこの本で体得していただきたいと願いながら書きました。技術と感性が向上し、スコアアップに、そしてゴルフのおもしろさアップにつながりましたら幸いです。
公開日:2021.11.10