アプローチショットには、自分の感覚を反映させることが重要
グリーン周りからのアプローチはスコアメイクの要です。頭ではそれが分かっていながら、アプローチがなかなか上達しないと悩むゴルファーは多くいます。
上達できない理由の一つに、自分のフィーリングを生かせていないという点があげられます。アプローチを含めたショートゲーム全般には、つねにフィーリングが大きく関わってきます。
打ち方の基本をマスターすることも大事ですが、それ以上に自分の感覚とかイメージといった要素を反映させることでレベルアップに大きくつながるのです。
アプローチには左手主導の打ち方と、右手主導の打ち方のふたつがあります。それを私は「左手タイプ」「右手タイプ」と分けています。どちらが合うかはゴルファー個々によって違います。プロたちだって左手素振りをする人もいれば、右手素振りをする人もいます。クラブを合理的に、かつ気持ちよく振れるフィーリングに個人差があるためです。
あなた自身が左手タイプなのか、それとも右手タイプか。アプローチ上達のキッカケをつかむために自分のフィーリングをつかむことが大切です。
【書誌情報】
『「左手」「右手」タイプ別で上手くなる!アプローチの新しい教科書』
著者:松吉 信
本書の著者はゴルフのアプローチ・スイングについて左手主導と右手主導の2つがあるという。この本ではそれを「左手タイプ」「右手タイプ」と呼ぶ。どちらが合うかはゴルファー次第。「気持ちよく振れること」を基準にタイプを選び、そのメソッドを身につければ確実にレベルアップ、そしてスコアアップも実現する。本書では、それぞれのスイング方法をカラー写真を中心にわかりやすく解説。初心者からプロレベルの人まで使える、この方法はトライする価値がある画期的メソッドだ。
公開日:2020.11.17